人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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ヒトノチカラノニッキ
「東京の台所」
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おもしろいですよ、と 居酒屋kouji の大将が奨めてくださった本。
調べてみると、時々見ていた 朝日新聞のコラム「東京の台所」をまとめた1冊で、早速本屋さんに行って購入した。

新しいもの、古いもの、誂えたものから既製品まで、様々な台所について使い手のエピソードとともにまとめられている。
その中で私がいいなぁと思う台所は、使い込まれて何か滲みでているような台所だ。
年季の入った鍋やお気に入りの調味料など良く使われるものが並んでいて、独特のルールに沿って整えられている。何より台所を好きで大事にしている様子が伝わってくるのがいい。その内、そこに立つ姿や生き方まで見えるような気もしてくる。

振り返ると、私もそんな台所で育ってきたように思う。
母の台所は、豪華な備えもなく特にかっこ良いわけでもないけれど毎日使って手入れして、とびきりの一品が生まれてくる場所だ。
私の生きる力は、ここから生まれてきたと思っている。

暑さで料理するのが億劫になってしまうけれど、たくさんの台所をお手本に、始まったばかりの今年の夏を頑張っていこう。


【カタオカ】
I様、暑くなってまいりました。真っ赤な梅干しが美味しくなっている頃でしょうか。第2段「男と女の台所」も出ていてるみたいですね。


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# by hitonochikara | 2017-07-19 22:30 | カタオカの日々 | Comments(0)
想い出の一枚

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この日は【tir】の一年点検、玄関の扉を開けると、手摺棚に懐かしい写真が飾ってありました。これはT様が引渡しの日に企画したもので、自分の言葉を書いたパネルを持って撮影しました。みんないい表情、それぞれの個性が出ています。
当たり前だけど、あれから一年経ってしまいました。

この後、点検は無事に終了して、ありがたいことに点検酒盛りを馳走になったわけですが…楽しくお酒を頂きながら、ふと考えていました。
自分は死ぬまでに、あといくつ建築をつくることができて、どんな人達に出会えるのだろう。

ヒトチカは施主様に恵まれていて、全力で設計に専念できる機会を頂いております。おかげさまで毎回発見があり、設計者冥利につきる環境です。一つつくりあげるたびに、次はもっと良い建築をつくろうと気持ちが深まります。

反面、このペースでいくと、そんなに多くの建築をつくることはできるはずもなく。覚悟はしているものの、生きている間に建築の深淵を覗くことができるのか、焦りがないわけでもありません。

だからこそ考えます。
人生に残されたつくる機会は、仕事を大切にできる人達と力を合わせて建築をつくりたい。
この写真のように。


【コバヤシ】
T様、美味しい水炊きをご馳走様でした、ありがとうございました。
次の企画でもお世話になります、よろしくお願いいたします。



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# by hitonochikara | 2017-07-12 19:12 | オシゴト | Comments(0)
ディテールとして -畑の観察-

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10年前、NHKの『プロフェッショナル』で古野隆雄さんの畑を視た記憶を思い出した。野菜達が雑草にまみれて元気に育っている。子供の頃から草一本もない畑が良い畑と教わってきたから、そういう畑があることに驚きつつ、理にかなっていると感じた。

その日見た畑は、あの記憶を追走するように、野の草花が咲き、虫は飛び交い、鳥が鳴いていた。そんな中、野菜達はなんというか「俺が主役だ!」と主張しているようで、変な例えだけど『七人の侍』みたいな畑(野菜が菊千代?)だった。

休耕地に茂った雑草を踏み倒して苗を植える。雑草は少しずつ枯れて土となる。その養分だけで野菜は大きくなってゆく。時には大きくならない事もある。大きくはならなくても味は濃く、それを活かした料理にすればいい。これってデザインだ、枯れた雑草に、こぼれ種の野菜にディテールが見える(この農法は川口由一さんの「自然農」というやり方らしい)。

納得できた。

しかし、一番の衝撃はこの後にやってくる。帰り道、車窓に見えるたくさんの畑、公園、整然としたそれらがどれも工業的に見えてしまう。私の中で概念が変わってしまったからだ。そして、その私は工業的なこちら側で生活しているのだった。


【コバヤシ】


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# by hitonochikara | 2017-07-05 07:05 | オシゴト | Comments(0)
堀部安嗣の講演会「建築というリレー」のお知らせ

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堀部さんと言えば、手描きの図面は淡い色彩。そこから立ち上がるしっとりと暗い空間。

講演のタイトルから推測するに、和の抽象性と西洋的近代の融合、世代を越えたバトンなど、堀部さんの答えを伺えるのでしょうか。
ハダパレの学生達も色めき立っています。

生で堀部さんの言葉を聞くチャンスがやって来ました。
近道なんてない。


■堀部安嗣「建築というリレー」/ オープンセミナー2017「住まいとインテリア」
日時:2017年7月5日(水) 16:20〜17:50
会場:九州産業大学1号館2階S201教室
会費:無料
申込: http://www.onvisiting.com/2017/06/07/fukuoka-20170705/

一般の参加希望者は7月4日までに氏名、所属、参加人数をご記入いただき、上記へお申し込みください。空席がある場合は当日参加可です。


【コバヤシ】



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# by hitonochikara | 2017-06-28 06:28 | オシラセ | Comments(0)
ディテールとして -暮しの観察-

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ある休日の晴れた日でした。
施主様のご厚意で、お昼ご飯を頂きながら、実施設計の打合を行いました。

その準備仕度が丁寧で、生き方を表現されているような一挙一動。
だから食卓を囲んでのお昼ご飯は、ゆっくりゆっくりと咀嚼しました。

この味に至るまでの細かく遠い過程を想像してしまいます。
調理の段取りもさることながら、庭先にあった苗床。あぜ道の先にあった自然農の畑。
つまりコンセプトである「苗床から食卓まで」を観察し、身体で味わったからでした。

この仕事の面白さを人に聞かれたら、答えられずにはいられません。『「自分以外の人生について、観察して考えて、住む場所をつくってもいいよ。」と、言ってもらえること。』でしょう。


【コバヤシ】
K様、無言でもくもくと食べてしまいました。頂いた豆達は翌日の朝ごはんになりました。
大変美味しかったです。ありがとうございました。



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# by hitonochikara | 2017-06-21 06:21 | オシゴト | Comments(0)
仲俊治の講演会「2つの循環」のお知らせ

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3年前、雑誌で『食堂付きアパート』を見た時の「自分がやりたかったことをやっている」衝撃は今でも覚えていて、去年実際に訪れた時に「ディテールまで落し込まれたプログラムと空間の一致」を目撃し、勇気と焦燥をもらいました。

その仲さんが九産大にやってきます。あろうことか私は出張で聞くことができませんが、必聴のイベントです。併せてABC建築道場の展「崩壊」も行っていまして、同日の14時から仲さん講評による公開しゅうまいもあるようです。入場無料です、ぜひおこしください。

■仲俊治「2つの循環」 / 九産大建築レクチャーシリーズvol.26
日時:2017年6月17日(土) 16:00~18:00
会場:九州産業大学8号館3階プレゼンテーションルーム
会費:無料

■ABC道場の展「崩壊」
日時:日時:2017年6月12日(月)~17日(土) 10:00~17:50
会場:オープンカフェ・たちばな
入場料:無料

■公開しゅうまい「2つの循環」
講評:仲俊治 矢作昌生
日時:日時:2017年6月17日(土) 14:00~16:00
会場:九州産業大学8号館3階プレゼンテーションルーム
入場料:無料



【コバヤシ】


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# by hitonochikara | 2017-06-14 06:14 | オシラセ | Comments(0)
満員御礼

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イベント『talk bar かたるきくかんがえる』は、おかげさまでたくさんの方がご来場くださりました。この場を借りて御礼申し上げます。
初回ということもあって手探りで進める展開で、スライド資料はほとんど使わず、ライブ感を重視した90分でした。

talk barの根幹には、福山先生が示唆する「学生よ、もっと自由に働け、自由に生きろ!!」があります。先生はもっと過酷な環境に飛び込んで欲しいようで、挑発するようにエールを贈っていました。

しかしながら過酷な環境はやっぱり過酷でして、重労働や低賃金は人生を逼迫します。
それでも耐えて努力が維持できるためには、自力でエンジンが回せる事が肝要。レクチャーでもお話ししましたが、ハダパレの学生で、卒業後も努力が維持できているのは「自分でエンジンを回せている」人でした。

だからハダパレでは、褒めて褒めて褒めまくりながら、その人のエンジンを一緒に回しています。自転車に乗る練習に似てますね。補助輪代わりに後ろで支えながら一緒に走るあれです。

【コバヤシ】

最後になりましたが、企画と運営してくださった福山先生、豊君、福山研究室の皆さま、ハダパレのみんな。濃密な時間をありがとうございました。自分の活動を客観的に認識する機会になりました。

確かにヒトチカの仕事は、その人が大切にしているものを、対話して共有し、掘下げてつくる仕事です。


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# by hitonochikara | 2017-06-07 06:07 | オシゴト | Comments(0)
talk bar 第1回 小林哲治 のお知らせ

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九州産業大学の福山秀親先生が企画する『talk bar かたるきくかんがえる』の第1回語り部として、僭越ながらコバヤシがお話させていただきます。

内容は、建築にまつわるこれまでの活動や仕事について。企画の趣旨である「学生が就職や生き方を幅広く考えられる」よう、一前例としてやらかした半生をお話しします。

このところ福山研究室の学生さんに密着取材を受けておりまして、インタビューされたり動画を撮影されたり、時間をかけて準備をしています。この取材をベースにしてトークを構成するらしく、ふつうのレクチャーと勝手が違うもよう。さて、どんなbarになるのでしょうか?私も楽しみです(サキガヨメナイ…)。

入場無料ですので、興味のある方はぜひお越しください。
よろしくお願い申し上げます。

■talk bar かたるきくかんがえる

第1回語部:小林哲治「はたらくをいきる いきるをあそぶ」
日時:平成29年6月2日(金)18:00(開場) 18:30(開演)
場所:九州産業大学北門カフェ立花 (JR九産大前駅側北門脇)
料金:熱き志

プロデュース:月と塾
作・企画:福山ヒデチカ
取材・進行:豊康範
協力:人の力設計室 + ハダシ・デ・パレード
協賛:九州産業大学建築都市工学部商環境デザインゼミナール



【コバヤシ】



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# by hitonochikara | 2017-05-31 05:31 | オシラセ | Comments(0)
行列御礼

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「画家ではないので上手くないどころか、不細工にしか描けませんけど、本当に良いのでしょうか?」
「いいのいいの! 不細工がいいの!! お願いしますっ!!!」

そんな、へんてこなやりとりを重ねた二日間。
護国神社蚤の市に出展した「不細工すぎる似顔絵とそのための額」は、おかげ様でトイレへ行く暇もないまま、好評のうちに終了いたしました。

初めて会う人達の垣間見る人生。首も座らない生後3ヶ月の赤ちゃんから、小学生の時に終戦を向かえた80歳のおじいちゃんまで、たくさん不細工な似顔絵を描かせて頂きました。まるでNHKの『ドキュメント72時間』を体験してしまったような気分です。

そして手元には記録用にと撮影した、似顔絵を持って写るお客様達の写真が残りました。
どれも初対面の私へ向けているとは思えない満面の笑みが写っていて、帰宅後に感動してしまった次第です。

似顔絵を依頼してくださった皆様、本当にありがとうございました。私も心の底から楽しかったです。チャンスがあれば来年も描き描きしたいと思います。


【コバヤシ】


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# by hitonochikara | 2017-05-24 05:24 | オシゴト | Comments(0)
クラシノ ノミノイチVol.5

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前回は「古瓶屋」でしたが、今回は「不細工すぎる似顔絵とそのための額」。
ヒトチカは護国神社 蚤の市に出展いたします。

参道中央広場のクラシノブースの中で、名刺サイズの似顔絵と専用の額を販売。
設計で培ったヒアリングスキルを駆使して、質問をしながら不細工な似顔絵を描き描きします。内面をえぐり出すように、人生が透けて見えるように、真摯に描かせていただきます。
あわせて50人の建築家の似顔絵も販売しますので、興味のある方はぜひお越しください。

■第28回 護国神社蚤の市
期間:2017年5月20日~5月21日
時間:9:00~16:00(雨天決行)
会場:福岡市中央区六本松1-1-1 福岡県護国神社参道
URL:http://g-nominoichi.petit.cc/banana/

■クラシノノミノイチ Vol.5
URL:http://www.forzakyushu.com/blog/?p=5571


【コバヤシ】


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# by hitonochikara | 2017-05-17 15:17 | オシゴト | Comments(0)
新緑と鶯とお昼ご飯

待合せの駅には、ジャケットを着た現場監督のOさん。ゴルフが趣味と会って、おしゃれな色合わせです。つづいて、プロトハウス事務局の桑原さん夫妻が登場。颯爽とお花を持って現れました。

この日は、再会を喜ぶ会話で中々はじまりませんでしたが、【yne】の半年点検を行いました。いつものように点検しながら暮らし方も拝見していきます。その中で印象的だったのが、1階と2階のダブルリビング。将来の子供部屋をそれまでの家具でしつらえて、もう一つの居場所を発生させた読み替えのデザインです。

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それから楽しみにしていた再会の点検ランチ。
半年会わなかったら、話すことがたまっているようで。美味しい料理とはずむ会話で去りがたく、デッキカウンターでデザートを頂きながら、時間が許されるまでのんびりさせていただきました。

気がづけば、ヒトチカにとっての休暇とは、施主様にご飯かお酒をいただく時になっております。施主のみなさま、本当にありがとうございます。お恥ずかしい話ですが、私達にとってあの時間だけは、ゆっくりできるひとときのようです。


【コバヤシ】
Y様、駅までの送迎、美味しい食事とデザート、ありがとうございました。
次回は撮影ですね!よろしくお願いいたします。


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# by hitonochikara | 2017-05-10 05:10 | オシゴト | Comments(0)
上杉満代の舞踏

偶然。
打合先で舞踏のちらしを手に取った。

偶然。
その日の夕方は空いていて、ダメもとで観覧したいとお願いに上がった。
やはり満席だったが、リハーサル中だった舞踏家は「観たいの?」と訊ねた。
優しい表情に潜む迫力。
気圧されながらも「はい!」とお願いした。

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その晩はじめて、上杉満代の舞を体験した。
立ち見という条件だったのに、椅子を用意してくださって。
ありがたく目の前で、彼女の骨と肉が動くさまを凝視した。

1㎜を、大切に動く。
比べても仕方ないが、私の日常は緩慢だった。

刹那。
銀の遺灰を足が払う。美しく灰が散った。
「動かない」からの「早い動き」は閃光で。
型ともとれるその動作は、それまでと異なり、抜刀のようだった。

躍って生きるとはどういうことなのだろう。
彼女は古いドレスで、滅ぶように舞っていた。



【コバヤシ】


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# by hitonochikara | 2017-05-03 17:03 | コバヤシの日々 | Comments(0)
第20回木材活用コンクール 和の文化賞

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ミラノへ行く準備をしている時に朗報が飛び込んできました。
昨年のbudbrand に出展した『kaorimasu』が、日本木材青壮年団体連合会の主催する第20回木材活用コンクールにおいて「和の文化賞」という特別賞をいただきました。

このコンクールは主に建築を応募対象としているにも関わらず、あの小さな枡が受賞できたことは嬉しい驚きです。実際に他の受賞作品を見ても、駅舎や学校など施設系がひしめいています。田中工藝社さん、もんちゃん、やりましたね!おめでとうございます。

■第20回木材活用コンクール受賞作品
https://www.mokuseiren.jp/mkc/



【コバヤシ】


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# by hitonochikara | 2017-04-26 04:26 | オシゴト | Comments(0)
ミラノより

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せんだってお伝えしてしたミラノデザインウィークへの出展も無事に終わり、帰国して仕事に追われる日々です。出展した波佐見焼の器『White Lotus』は殊のほか好評で、協働した菊祥陶器さんの技術は世界へ通じるレベルだと実証することができました。

それにしてもミラノ市民って、誠実で良く働く人が多くてびっくり。集落実測の旅で訪れたイタリア人達は、気さくで適当なキャラクターばかりだったので、それが私におけるイタリア人観でした。また、作品やデザイナーへの敬意を表してくれる方々も多く「デザインを愛する街」という印象を受けました。

この地力があるからこそ、世界規模のデザインイベントを継続できているのだと思います。


【コバヤシ】



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# by hitonochikara | 2017-04-19 16:19 | タビサキの日々 | Comments(0)
さよなら枯葉

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「建築は一人で作れない。仲間と対話できないチームには教えない。」と、公言してきたのが良かったのか…喧嘩の絶えないチームだった枯葉が、最後の一年間は、別人のようにチームワークを発揮してゴールしてくれました。


だから、教えていてとても楽しかった。きついから徹夜したくないのに、気づいたら朝になってて、「もう帰る」と言うとくいさがって事務所の前までついてきて、通勤者にまみれて話し合ったのはいい思い出です。


やっぱり建築は楽しい。それを確認するために私はハダパレをやっているのだと、心から思います。


枯葉さん達、私に見せてくれた執念の炎を進学してからも、就職してからも、燃やし続けてください。卒業おめでとうございます。



【コバヤシ】


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# by hitonochikara | 2017-04-12 04:12 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)