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人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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縁のスイッチ
いつも家に居る「ソレ」が、白い場所に置かれてにやけている。

久留米市の石橋美術館で行われている『第六回 縁展』へ足を運んできました。
ひょんなことで知合った、フナケンさんの作品に会いに行くため。
縁のスイッチ_a0180552_21392225.jpg

ひょんなことで遊びに行った彼の家で、初めてソレ達に会いました。
子供達との遊ぶ中で生まれた「ソレ」は、このたび「灯-hi」と呼ばれていました。

美術館の白いスペースに、ちょこんと吊られていると、少しかしこまっている感じ。
場所の抽象力に当てられて、彼の世界の純度が上がっている。

表現の手法や動機の焦点なんて、十人十色で当り前なのですが、
フナケンさんが求めている焦点は、とても私小説でジャンルすら存在しない。
だからタブーなんてものもなく、『たまねぎくん』(娘さん作)の絵本がこっそり置いてある。

それは私にもかつてあった世界、夢中でつくっていた遊びの延長線。


つくる仕事をしていると、どうしても「うまくやってやろう」って下心が沸いてくる。


私はいつもそんな迷路でひとり苦しむ。
彼の「灯-hi」は、まだまだ未熟な自分をわらってくれる、はげましてくれる。

会いに行ってよかった。
去り際に、ソレ達へ「あと二日間、灯すんだよ!」と、一声かけて会場を後にしました。


■第六回 縁展

日時:2012年11月2日(金)~4日(日) 10:00~16:00
場所:久留米市石橋美術館1F
   http://www.ishibashi-museum.gr.jp/exhibitions/1st_gallery.html
入場料:無料


【コバヤシ】

フナケンさんと話し込んでいたら、ついでにばったりの縁があったり、濃く新たな縁に出会えたり。ナニカにつながる縁展のようです。
by hitonochikara | 2012-11-02 21:41 | コバヤシの日々
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