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先日大分で行なわれました医師吉岡秀人氏の講演会に行ってきました。 大分医科大学(現大分大学医学部)で医療を学ばれた吉岡氏が、 ミャンマーで貧しい人々への医療活動を通して出会われた命についてのお話でした。 この講演会の少し前に「情熱大陸」でとりあげられたこともあり、 当初1回のみの講演を急遽2回に増やしての講演となったようでした。 心に残ったお話を少し書き留めます。 命を助けることが医者の王道だと思っていた。 ただ命を救うことではなく、その人の人生の質を変えること。 奇形の顔を持ち暗い表情で人生を生きてきた子どもに、 明るさと普通に人生を歩めるような治療をすることが自分の考える治療のゴールだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 成功の反対は失敗ではない。 行動をしないこと。 失敗は成功のバリエーションである。 個人の人生にとって経験ほど尊いものはない。 治療をした子が結婚して家族を作って子どもを持つ。 そんな命のつながりを実現させたい。 (吉岡秀人氏の言葉1) 治療前は目をふさぎたくなるような病状と暗い表情の子どもたちが、 治療後あちこちを走り回る姿は力強く、どんな人生を歩んでいくのか見たいと思いました。 住宅を設計した施主ご家族とは、竣工後も設計中と同様の 親しいお付き合いが続いていきます。 そのことと重なり、命がつながっていくことの重みをあらためて感じました。 時間こそ命です。 時間を大切にしてください。 いくつになってもチャレンジをしてください。 (吉岡秀人氏の言葉2) この言葉を胸に、講演後お会いしたお客様に新しい提案をしました。 吉岡秀人氏は今もミャンマーで医療活動をしていらっしゃいます。 【カタオカ】
by hitonochikara
| 2011-02-25 10:54
| カタオカの日々
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