人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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画家の言葉
豊かさは人の内側に宿る

歳を重ねるごとに、そう実感しています。
そして嘘をつづけていれば、内面はいずれ虚栄に飾られてしまうのだと、
様々な人に会う中で学んきました。
そして芸術は「正直な目」を必要とし、その目が豊かさを培うのだと、
音楽や絵画、建築を通して学んできました。
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齢百を越えて画家でありつづける人が居ます。

その画家の絵に会うために、9月、田川市美術館へ走りました。
貧しく限られた環境が彼に与えたものは「正直な目」であったことを、
私は展示されている多くの絵画と言葉を通して知りました。
そして私が悩んでいる部分に、ここでも行き当たってしまいました。

いつも囚われてしまいます。
「うまくやってやろう」という欲目が、どうしても無意識にでてしまうのです。
それを彼はどうやって乗り越えていったのか。

「私にとって風景しかなかったですね
 風景だけはやさしいっていうかなあ
 人間はお金とか身分とか何とかで差別はあるけども
 風景は同じだ という感じが私の中に強くありました」


肩の力が抜けない私とは対照的に、画家、江上茂雄の言葉は豊かさを含んでいました。

「大仕事が終わったとか 一仕事が終わったとか
 それほどのことはないんですけどね
 今日も一枚描いたなっていうくらいのことで
 夕ご飯も美味しいし 夜もよく眠れるというか」

「とにかく私は自分のいる所を描いています
 自分の生きて生活したところだけですよ
 だから広範囲の変わった風景なんかは出てこない
 同じ絵が出てきます」


現在、彼の個展が福岡県立美術館に来ています。
興味のある方は、ぜひこの言葉達を胸に会場を訪れてみて下さい。

■江上茂雄 ― 風ノ影、絵ノ奥ノ光
期間:2013年10月5日~11月10日
時間:10:00〜18:00
会場:福岡県立美術館 4階 展示室
料金:一般700円 高大生500円 小中生300円
URL:http://fukuoka-kenbi.jp/exhibition/2013/kenbi22.html


【コバヤシ】
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by hitonochikara | 2013-10-18 10:18 | コバヤシの日々 | Comments(0)
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