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人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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それは芸術のように
唐津へ向かう途中のこと。
遠く春を感じる山道で見つけた、大きな倉庫のような建物。
車が数台とめてあったが、大丸太の梁と錆びた半鐘には、賑わいの面影が残っていた。
さぞ人が集まっていたのだろうと見とれていると、通りすがりのおじさんが教えてくれた。

「昔はここで狂言とかをしてたんだよ。」

許可をもらって中を覗くと、暗い小屋組みの下にずらっと高札のようなものが並んでいた。
一番新しいものは読み取れて「筑紫美主子一行」「高砂座」とある。
………佐賀にわか!

今は役目を終えた舞台の前に、薄い布が垂れており、細い光が存在を凜とさせていた。
まるで記憶を封じるために包んでいるようで、しらばらく私はたたずんでいた。
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【コバヤシ】
by hitonochikara | 2015-01-27 13:27 | コバヤシの日々 | Comments(0)
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