人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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写真は、平日のミニシネマにできた行列。

その大半は私の父母くらいの年ごろで、やはりこの映画には彼らを引付ける魅力があるのだろう。

その映画は『人生フルーツ』。

建築家の津端修一(90)と妻英子さん(87)の生活ドキュメントで、庭で70種類の野菜と50種類の果実をつくる四季を追っている。一見すると田舎の老夫婦にありがちな農耕生活のようだが、彼らはより計画的(建築家らしく)で、野菜や訪問者と誠実に対話をしていた。

さながらそれは理想的な余生のよう。けれども、私には津端さんがまだ建築家として闘っているように見えてしまう。なぜなら、経済合理主義の団地の片隅で「各住宅が緑のストックを担えば、里山と同じ環境が再構築できる」という持論の実践が、この自邸を囲む庭と雑木を育んでいるからだ。


だが、やはりというか周辺の住宅に同様の環境はあまり見られない。それが彼の戦況であって、自らが楽しみながら暮らすことで、その環境と生きる素晴らしさを訴えているようだった。


津端さんの闘いはまだ終わっていない。この映画や彼の著書を読んだ人達がそのバトンを受け継ぐ以上、闘いはつづいてる。



【コバヤシ】


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by hitonochikara | 2017-03-15 03:15 | コバヤシの日々 | Comments(0)
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