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西通りの大央ホールで『大牟田市庁舎本館写真展』が催されておりまして、仕事の合間にちょろっと覗いてきました。保存か解体か議論される建築の運命を左右すると書いたら過言かもしれませんが、そんな意義を感じる写真展です。 1936年に完成したこの建築物は、大戦の空襲にも生き残り、今なお現役で使われています。 昭和初期らしい帝冠様式の面構え、今となっては施工が難しいテラゾー(人造石研出し仕上)の内装、木彫の美しさを、いつもお世話になっている針金さんがレンズで切り取っています。 そして工事中の写真や空襲後の大牟田などの記録写真もあって、詳しく知る事ができました。 その時代の断片としての建築は、二度とつくる事ができない。 【コバヤシ】
by hitonochikara
| 2019-10-02 10:02
| コバヤシの日々
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