人の力設計室の活動日記です。
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カテゴリ:ハダシ・デ・パレード( 35 )
伝える力

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平日の夕方ということもあってギャラリーは多くはありませんでしたが、囲むようにして議論し合う距離の近い卒業設計講評会でした。

ハダパレの学生はサーベイ(敷地とその周辺の調査)に時間をかけているため応答はできるものの、熱量のコントロールが不器用で想いが空回りしてばかりな印象…これはプレゼンスキルを鍛えなおさなくてはなりません。


とここまで書いて思いだしたのですが、写真の彼だけはクリティークの面々へ想いが届いていました。大きな声で島の未来について語る背中に、島で悶々としていた10代の彼が見えるよう。学科内では島民視点の強い構想だったせいか、理解されにくかったと聞いていました。しかし今日はがっつりと届いていました。

私は「若者は拙い預言者」だと思っています。論理がいびつであったとしても、彼らが幻想した未来はそんなにずれていません。むしろ大人の固定観念方の方が未来へ届いていない。この活動をしているといつもそう感じるのです。

3月まであと1ヵ月あります。もう少し彼らとパレードしないとです。



【コバヤシ】


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by hitonochikara | 2018-01-31 23:31 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
ハレノ舞台 二〇一八

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今年も九州産業大学の卒業設計講評会に、クリティークの一人として参加します。

今年度は北海道から五十嵐淳さんをお招きしての卒業設計講評会。そして数日後に塚本由晴さんもクリティークをしてくださるという!今年は二段階方式のようです。

毎年、矢作先生のおかげでさらに成長できるチャンスをもらえる学生達が羨ましい限り、ハダパレの4年生達は、この環境に見合った作品を発表して欲しいと願っています。


■九州産業大学卒業設計講評会
日時:2018年1月30日(火) 17:00~20:00
場所:九州産業大学建築都市工学部プレゼンテーションルーム(8号館3階)


※1.講評会同日15:00より同会場で、五十嵐淳さんのレクチャーも催されます。
   九産大建築レクチャーシリーズvol.29
  『自身の思考プロセスを辿る』 五十嵐淳



【コバヤシ】


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by hitonochikara | 2018-01-24 23:24 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
talk bar 第4回 森詩央里 のお知らせ

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九州産業大学の福山秀親先生が企画する『talk bar かたるきくかんがえる』の第4回語り部は、ハダパレのもりしおが話してくれるそうです。

彼女はチーム・マジョのメンバーで4年前に卒業生して、現在は横浜にある設計事務所のオンデザインに勤務しています。学生時代は「歴史的空間再編コンペティション」や「福岡デザインレレビュー」に入賞などと、ほぼ製図室に住みながら結果を出すという、目を三角にして闘う熱い子でした。

さて、どんな話になるのでしょう?進行の清水さんは現役ハダパレ生で、チーム・調査兵団の3年生、ちょうど進路に悩む年頃です。当時を振り返りながら、学生に熱いバトンを渡してほしいです。


■talk bar かたるきくかんがえる

第4回語部: 森詩央里「まんなかではたらく」
日時:2017年11月10日(金)18:30(開場) 19:00(開演)
場所:九州産業大学北門カフェ立花 (JR九産大前駅側北門入ってすぐ左手のカフェです)
料金:無料

プロデュース:月と塾
進行:清水史子
協賛:九州産業大学建築都市工学部商環境デザインゼミナール


【コバヤシ】


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by hitonochikara | 2017-11-01 11:01 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
さよなら枯葉

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「建築は一人で作れない。仲間と対話できないチームには教えない。」と、公言してきたのが良かったのか…喧嘩の絶えないチームだった枯葉が、最後の一年間は、別人のようにチームワークを発揮してゴールしてくれました。


だから、教えていてとても楽しかった。きついから徹夜したくないのに、気づいたら朝になってて、「もう帰る」と言うとくいさがって事務所の前までついてきて、通勤者にまみれて話し合ったのはいい思い出です。


やっぱり建築は楽しい。それを確認するために私はハダパレをやっているのだと、心から思います。


枯葉さん達、私に見せてくれた執念の炎を進学してからも、就職してからも、燃やし続けてください。卒業おめでとうございます。



【コバヤシ】


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by hitonochikara | 2017-04-12 04:12 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
クリークの上から

ハダパレの子達の卒業設計には「しっかりと現地調査を行い、その発見から形をつくる。」という特徴があります。なぜならば、暑い日も雨の日も通い続けることで見えてくるものがあり、それらが形の理由へとつながるからです。

また、調査で築かれた人間関係はあたたかく、彼らの人生に強い影響を与えます。よって毎年何人かは完成した卒業設計を、現地の人達にプレゼンテーションをするほど親密になります。学校の先生や、学外イベントの建築家とは異なり、専門知識を持たない人達に発表するのですから、それは貴重な体験です。今年も一人、現地でプレゼンできるチャンスをもらえた学生がいました。

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彼女は佐賀市のクリーク再生をテーマにしており、なんとその敷地であるクリークの上でプレゼンできるというご褒美のようなプレゼンテーション!

聴衆は水上に仮設された板場に座り、お酒を飲みつつ、白い壁に映写されたプレゼンを見るという、なんとも粋な演出です。
ガチガチに緊張していましたが「これを実現したい!!」と、しっかり言えたことは彼女の人生にどんな影響を与えるのでしょうか。楽しみです。


【コバヤシ】


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by hitonochikara | 2017-04-05 04:46 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
福岡デザインレビュー2017

ハダパレでは卒業設計を挑むにあたり、2つ伝えていることがあります。

一つ目は10年後も考えられるテーマであること。今は4年間の学びで設計し、実務が解ってきた3年後、資格を取っているであろう5年後、そして独立しているかもしれない10年後と、同じテーマを追いつづけ、その時の答えを出せる人であってほしい。

二つ目は将来、自分が実現したいと思えるものをつくること。人生をかけたい建築について考える時間が、卒業設計にはたっぷりあります。だから自分を掘下げて、社会や他者と対話して、そんな建築を見出してほしい。

これを真に受けたと言ったら怒られそうですが、卒業後も実践しているOBは意外といまして。3年前のこの子も長崎に長屋をつくるために、1年前のこの子も島に移住して活動するために、今は苦しみながら設計の修業をしています。

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そして今年のチーム枯葉の面々もその覚悟で1年間闘いました。
結果、デザインレビューでは写真のニパチが豊田啓介賞を、なみねぇが岸上純子賞とJIA賞を受賞しました。彼らに話を聞いてみると、実現する気満々です。

どうかその勢いを忘れずに。社会はいろいろあるけどそんなに悪い所じゃないよ。


【コバヤシ】

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by hitonochikara | 2017-03-22 03:22 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
殻を破れ

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今年の九州産業大学卒業設計講評会は、例年より早く行われました。

私は担当講義の日程と重なっていて参加できなかったのですが、懇親会で一人ひとり報告を聞きました。ざっくりまとめると進捗が遅かったため、完成度が低いプレゼンで苦戦した模様。彼らを見ていると、去年の結果を意識しすぎて迷いが生じている印象を受けます。

後輩として、それは仕方がないことかもしれませんが、もっと自分を信じてストイックに猛進して欲しい。あなた達はあなた達の4年間をぶつけて、次のステップへつなげて欲しい。


そんな彼らにとって今週は最後のハダパレでした。
各々まだ悩んでいました…が、講評会からの1ヵ月で、何かしら自分の殻を破れたようにも感じます。若者は本当によく成長します。

手が止まってしまって、苦しんで苦しんで、手が再び動いて引ける線はいい線だよ。

学外で思いっきり闘っておいで!



【コバヤシ】


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by hitonochikara | 2017-02-22 22:22 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
さよなら犬大福
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ここ数年のチームの中では、飛びぬけて仲が良かった犬大福。
学外で結果が出せた理由をあえてあげるとすれば、このチームワークにあったと考えています。

人間は極限状態に追い込まれると、取り繕えない素の自分が露わになってきます。
卒業設計の締め切りが迫る11月末頃から、ほぼ、どのチームもなんらかの問題が露呈し、険悪なムードになるのは恒例行事なのですが、今年はそれがありませんでした。
それぞれが追い込まれながらも、泣きながら励ましあいながら、思いやりの心を忘れなかった。
どうぞこれからの人生で追い込まれることがあったとしても、この時の感覚を忘れずに乗り越えていってください。

一人一人が読み上げて頂いた手紙とあの本は、私の宝物にします。
犬大福さん、卒業おめでとうございます。


【コバヤシ】
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by hitonochikara | 2016-04-06 03:31 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
福岡デザインレビュー2016
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結果とは恐ろしい。
今年の4年生チーム犬大福が、これまでよりも飛びぬけて優秀ということもないのですが、結果は飛びぬけたものになりました。

tonica北九州建築展2016では、最優秀賞にゲンソン、優秀賞にクララとヴィーちゃん。
せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦2016では、日本二位にゲンソン。
そして福岡のデザインレビュー2016では、最優秀にゲンソン、JIA賞にゲンソンとヴィーちゃん。

審査員が変われば結果も変わりますし、時代の傾向や同世代の傾向もあるとは思いますが、犬大福のめざましい活躍は一年間一緒に闘ってきた身として、とてもとても嬉しい出来事でした。
と同時に、今年は設計へ行くのは1名のみで、上記の3人は施工やリノベーション系に就職するという複雑な春です(家庭の事情や経済事情で設計をしたくてもできないという想いが、結果につながったのかもしれません)。

あと1週間もすれば4月がやってきて、新4年生たちの闘いが始まります。
この結果を次の世代へつなげられるよう、気合を入れましょう。


【コバヤシ】
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by hitonochikara | 2016-03-25 15:25 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
岡村島より
せんだっての講評会で、私は「強い心をもってプレゼンしてほしい」と挨拶しましたが、強い想いがあればこそ、力のこもりすぎたプレゼンで涙に声を詰まらせる学生もいました。

数日後、その彼は対象地である瀬戸内海の岡村島へ。
もちろんそれは自分の設計した建築を、島の皆さんにプレゼンするためで。
調査のために一年間通い続け、彼は現実とその先を何度も何度も描き直しながら形にした、希望を届けに行ったのです。

近年、社会構成を収縮せざる得ない日本の現状に対して、果敢に挑戦する学生が増えてきました。悲観的になりやすいナイーブな社会現象を、彼らは彼の眼で捉え、その手で希望を紡ぎだそうとしています。
実務者達が正対しずらい内容であったとしても、ひるまずに正対する姿勢から、自分達の時代を切り開こうとする力強さを感じます。

報告で見せてもらった島民やサイクリストのアンケートと写真から、彼の提案と熱意が届いていることが読み取れ、難局を乗り越えた手応えが伝わってきました。
そして報告をしている彼の顔には、一年前はなかった誇り高さが宿っていました。

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【コバヤシ】
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by hitonochikara | 2016-02-26 02:26 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)