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人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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カテゴリ:ハダシ・デ・パレード( 44 )
深夜のり
感極まって、一番手が泣きながら発表。という、いつもの深夜のりで卒業設計講評会がはじまりました。

8名の豪華なクリティークよりも少ない、学生6名のプレゼンテーション。
そして一人あたり、なんと40分!も割り当てられるという…これも深夜のりです。
これで濃厚にならないはずもなく、卒計イベントのファイナリストでも、ここまで贅沢な展開は考えられません。
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最初の涙がよかったのか、会場全体で空気の距離感が縮まっています。
クリティーク陣の役割を意識した辛くて優しい批評に、発表者の眼が輝きます。

なかでも嬉しかったのは、質問に対して発表者が黙ってしまうことなく、自分の言葉で応答していたことです。
今まで矢作先生が与えてくれたチャンスを、経験に変えた彼らの成果です。

手応えがあります。
彼らは、講評会で新しい経験と自信をつみました。各々、モチベーションは満タンまで充填されたことでしょう。
その後の会話からやる気が伝わってきます。そうです、この意気込みのまま学外イベントに挑戦していきましょう。
疲労感は残っていると思うのですが、月曜日からブラッシュアップがはじまりました。
親バカみたいで恥ずかしいですが、学外で更なる結果を掴んで欲しい。と、心から願っています。

あと1ヶ月、製図室に住みましょっ♪


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2014-02-14 02:14 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
ハレノ舞台
九州産業大学の卒業設計講評会に、クリティークの一人として参加いたします。

3年前、建築学科へ矢作先生が就任されてから、建築の教育環境は劇的に変わりました。
それまでは、学内で閉鎖的になりがちでしたが、今の学生は学外へ出るチャンスをもらい、どんどん経験値をあげています。
そして今年度は、一学校の卒業設計(略して卒計)に、東京や大阪で活躍する建築家を招いて、福岡若手の旗頭であるお二人を招いて、講評してもらえることになりました。
今までの環境だったら、信じられないイベントです。

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去年の春から「ハダシ・デ・パレード」の活動を通して、4年生が卒計と格闘している様を見てきました。
「最後の一年だからめいいっぱい遊ぼ~♪」ってなりがちな大学環境の中で、彼らは昼夜を問わず製図室に住みつき、建築と向きあって苦しんできました。
そして今年の1月、ボロボロになりながらも、なんとか締切にゴールしました。
皆のたくましくなった顔つきに、成長を感じています。
私自身、卒計で得た考え方と経験は、社会へ出てからも独立してからも、自分の原風景として真ん中にあります。
だから、彼ら彼女らが卒計で得た一連の経験と、今回の晴れ舞台で更に経験値をあげて、社会へ挑戦して欲しいと願っています。

私はこんな感じ(人も設計内容も知りすぎている)なので、純粋なクリティークというよりはフォロワーとして、学生に喝を入れながら応援したいと思います。
どこまで彼らが自分の考え方、建築観を伝えることができるのか、日曜日が楽しみです。


■九州産業大学卒業設計講評会(平成25年度建築学科・住居インテリア設計学科)
日時:2014年2月9日(日) 13:30~19:30
場所:九州産業大学2号館1階 円形ホール

※1.作品展示は2月8日(土)~2月11日(火)まで行っています。
※2.講評会同日11時より、清原昌洋さんのレクチャーも催されます。
  九産大建築レクチャーシリーズvol.11
  『これまでのこと、これからのこと』 清原昌洋
※3.詳細は矢作先生のブログを参照してください。
  矢作昌生の建築ブログ 「九州産業大学卒業設計 展示会・講演・講評会」
  http://myahagi.exblog.jp/21583363/


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2014-02-04 02:04 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
今年最初の訪問者
久しぶりの再会は、ものすごく嬉しいことがあった時か、ひたすらに凹んでいる時だったりする。 彼がやって来た理由は、どうやら後者のほうらしい…。
どうりで良い顔をしている訳だ。

せんだって年始早々、友達が事務所へ遊びに来ました。
彼は3年前の卒業生で、現在は東京の設計事務所で働いています。

「20代の苦労は人生の質を決めてくれる。」
今の自分なら、そう振り返ることができる。
それは通過してしまった事象だから、あっさりと言い切れるけれど、 当時の自分はただただ暗いトンネルを進んでいる状態だった。 しかもナニカ得体の知れないドロドロした闇のようなものに追われている気分だった。

疲れた顔と逸らさない視線。彼もその洗礼を受けた様子でした。

はじめて実務に付いた者が必ず襲われる知識不足、技術不足。
疲労の蓄積はパフォーマンスを削り、ありえないミスを発生させる。
意識化できていても克服できていなかった弱点が露呈する。
先が見えなく経済的不安が表面化する。

設計事務所への就職は、ただ建築へ挑む入場券のようなものでしかなく、 周りは当然、入場券でやって来た人ばかり。 今まで特別だと思っていたものは当たり前の感覚で、それ以上の存在や目標の必要性に気づく。

そんな状態がどれだけ苦しいことか…。

情けない気持ちを抱えながら、親から助けてもらえること。
同じような状況にいるにもかかわらず、闘っている友がいること。
それでもあきらめない自分であれればこそ、周囲に感謝しながら生きていくことができる。
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そんな話をしていました。
そしてそんな折れそうな時、私に会いに来てくれたこと、光栄です。

私にできることは、話を聞くこと。 そして昔のように、描く、書くこと。
高橋竹山のじょんがらを聴きながら、ギリヤーク尼崎の舞踏を観ながら、 生き抜くことの難しさと大切さについて語りました。
「つらくなったら、他の一流のものにふれてみること。」
これは栄養価の高い自己修復方法です。
苦しい時だからこそ、理解できる一流の凄みがあるはずです。

その日の飛行機で戻るらしく、来た時より笑顔になって彼は東京へ向かいました。

学生時代よりひきしまった顔つきになっています。
自分をさらけ出して、ぶつかってきてください。
ネジをはずせ!!


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2014-01-13 01:13 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
三角な目と目がぶつかる日
せんだって毎年恒例行事となっている『卒計ミテミル会』を開催しました。
これは九産大OBによる卒業設計の進捗や内容をアドバイスする会なのですが、今回は特別にOB以外の方々も、遠くは岡山から参加してくださりました。
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懐かしい顔ぶれ、ギリギリの環境で実務に専念する人達との交流は、学生達にガツンと手応えのある刺激を与えてくれます。終了後、学生達の瞳が、NHK『ようこそ先輩』の小学生のようにキラキラしていました。
(実況レポートが参加OBであるノリのブログ「One Step Pace」にアップされています)
反面、OB陣も初心と自身の黒歴史だったりする卒業設計を振り返り、今の仕事のモチベーションへとつなげられたかと思います。
忙しい中スケジュールを調整して、遠いところや近いところから参加してくださり、大変ありがとうございました。

卒業設計の最終締切りまで、住居インテリア組はあと4日。建築組は10日です。
みんなキーーーーンと耳鳴りがするような空気をまとっています。あと少しです!走り抜けましょう。
終われば、家のベッドで暖かい布団がまっているよ!


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-12-09 12:09 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
私の代わりに旅に出て
旅好きをこじらせると、じっとしている生活なんて、なんとももどかしい気分…。
「もし旅に出るなら3年は行きたいなぁ。」
とか油断してつぶやくと、かみさんの白い目が背中に突き刺さる41歳です。

そんな私の代わりに、若者達は異国へ旅に出ます。働きます。
無事の便りや凱旋のお土産達に囲まれて、彼らが向かった遠いその地を想います。
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中国の土、イタリアの陽、アメリカの好奇。

マメ、P、ヒラリ~。
サンクス、グラッチェ、謝謝(´∀`)ノ

「すべてのルールに従って生きていたら、私はどこにも行けやしないわ。」 
-マリリン・モンロー-



【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-06-07 06:07 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
公園を取り戻せ!
以前、少しだけ手伝わさせていただいた『活気ある公園づくりプロジェクト』の活動報告が、参考書になってヒトチカにやって来ました。
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住宅街の小さな公園も、環境や時代の変化、老朽化が相まって利用者が減っているケースが目立っています。このプロジェクトでは、そんな公園の現況を調査してデータベース化し、地域を巻き込んだ大規模な遊びを敢行しています(笑)。

20世紀の財産を、上手く使ってみせる大人が街にあふれたら、面白くないはずがない。

自分達の可能性はこんなものじゃないんだ!と、エールが聞こえてきます。
福岡市南区役所に行けば閲覧できるそうなので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

本を贈ってくださりました九州コミュニティ研究所さん、ありがとうござました。
そして3年間の活動終了、お疲れ様でした。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-05-29 20:25 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
"ありがとう" をこめて
年末から年始にかけての過密スケジュールを走破して食べる肉の味。
かみ締めるたびにドーパミンが飛び散るようです。
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つい大げさな表現になってしまいましたが、この日は住宅コンペを手伝ってくれた学生達と打上。感謝をこめて肉祭り。
若者が喰らう焼肉の勢いは絵になります。

たくさんの人達との宴は、やっぱり楽しい。

宴中にくりひろげられる会話は、どれも熱く、彼らの建築に対する前向きな言葉に、自分の姿勢が正されます。
これからも彼らと共に学び、いいものをつくることに邁進していきます。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-03-23 18:42 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
再会は成長を経て(後)
レクチャー終了後、午後からは建築学科の卒業研究の入賞者表彰式と講評会でした。
もちろん頴原先生はひきつづいて参加。
講評会では、熱心にクリティークをしてくださりました。
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壇上では、頴原研究室だった学生達がつぎつぎとプレゼンしていきます。
それは結果をだした彼らが、講評会を通して恩師と再会する舞台でした。

わずかな歳月であったとしも、若者はあっという間に成長する。

そんな心にくい演出をしてくださったのは、ABC道場の館長でもある矢作先生。
(レクチャーはABC道場が切り盛りしています)
それぞれの一年間を同じ場所で報告しあったのです。
道場で不断に鍛えられた彼らを見つめる、頴原先生の優しい眼差しが印象的でした。

ふと、古い映画を思い出しました。
山田洋二監督の『遥かなる山の呼び声』です。
ラストシーンの列車の中の出来事のように、さりげなく。

余寒の春にふさわしい、温まる一日でした。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-02-27 03:20 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
再会は成長を経て(前)
せんだって、九州産業大学の建築レクチャーへ参加してきました。
講師は頴原澄子さん。昨年度まで九産大で教鞭をとっていた建築史家です。現在は千葉大学で活躍しています。

今回は『建築保存とデザイン』というテーマで、歴史的建築物とどのように向き合うべきなのか、講演してくださいました。
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中でもイギリスの芸術家ウィリアム・モリスの言葉を再認識し、改修方法を3つに分ける解説は大変勉強になりました。

1.歴史性を残すこと
2.新旧の鮮やかな対比
3.それを生み出した行為に宿る精神と共に生きる

これら3つの考え方は歴史的な建築物に対してだけでなく、古い民家や産業遺産にも当てはまる要項です。
特に集落に現存する民家達は、現代の生活スタイルとの相性が良くありません。
この、常に引っかかっていた問題とどのように向き合うべきか。大きなヒントを頂きました。

そして講演後、近代建築史について勉強している「近代建築乙女」の学生、OBと先生の再会がありました。
学生から先生へ贈られたのは、手づくりの教科書。製本された1990年代の資料の冒頭には、頴原先生が書かれた熱い年代解説が載っています。
(この時のことを、頴原研究室(九産大)のブログでつづってくださっています。ありがとうございます。)

先生、次は2000年代です!

そして来年もぜひ、更に成長した(してるはず)彼らに会いに来てください。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-02-26 20:42 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
旅立ちの盃
2年前、あの災害を忘れぬように、その時代に建築を学んでいたことを刻むために、つけた名前。チーム「tsunami」の学生達が卒業します。

建築を通して学べることは多い。
けれども、それらを得るためには、逃げない姿勢、問いつづける姿勢が必要だ。

そのことを伝えるために、費やした2年間でした。
伝わったかどうかは、彼らの卒業設計で一目瞭然。
この経験と手応えを生かして、社会での更なる活躍を祈念しています。
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いただいた美しい盃。
勝負の気付けの際に仰ぎます。
ありがとうございました。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-02-18 19:25 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)