人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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カテゴリ:カタオカの日々( 25 )
「東京の台所」
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おもしろいですよ、と 居酒屋kouji の大将が奨めてくださった本。
調べてみると、時々見ていた 朝日新聞のコラム「東京の台所」をまとめた1冊で、早速本屋さんに行って購入した。

新しいもの、古いもの、誂えたものから既製品まで、様々な台所について使い手のエピソードとともにまとめられている。
その中で私がいいなぁと思う台所は、使い込まれて何か滲みでているような台所だ。
年季の入った鍋やお気に入りの調味料など良く使われるものが並んでいて、独特のルールに沿って整えられている。何より台所を好きで大事にしている様子が伝わってくるのがいい。その内、そこに立つ姿や生き方まで見えるような気もしてくる。

振り返ると、私もそんな台所で育ってきたように思う。
母の台所は、豪華な備えもなく特にかっこ良いわけでもないけれど毎日使って手入れして、とびきりの一品が生まれてくる場所だ。
私の生きる力は、ここから生まれてきたと思っている。

暑さで料理するのが億劫になってしまうけれど、たくさんの台所をお手本に、始まったばかりの今年の夏を頑張っていこう。


【カタオカ】
I様、暑くなってまいりました。真っ赤な梅干しが美味しくなっている頃でしょうか。第2段「男と女の台所」も出ていてるみたいですね。


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by hitonochikara | 2017-07-19 22:30 | カタオカの日々 | Comments(0)
SUPER FOLKSONG
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このアルバムを知ったのは私が大学生だったころ。
矢野顕子という名前とピアノを弾きながら歌う人ということくらいしか知らなかったけれど、友人が教えてくれて、私のお気に入りのCDの一枚になった。
このアルバムが録音された時の様子を記録した映画が年明けに上映されることを知り、昨年から楽しみにしていた。

ピアノが上手く弾けなかったり歌詞を間違えたりすると演奏をやめて、始めから何度も何度も納得するまで繰り返す。時折聞こえる鍵盤を叩く指の音。張りつめていくその場の空気。
あっこちゃん、頑張って。
私は、録音されている様子を今傍で見ているような気持ちで引き込まれていた。
録音し終わった後は、自身の耳で厳しく確認する。眉間に力が入った苦しそうな表情。
ほんの少し前に弾いた、彼女にしか分からない音なのだろう。祈るように音を確かめる彼女を見ていて涙が出てしまった。

どのように録音されたのか、深く知ろうとしないまま20数年聴いてきたけれど、このアルバムが私にとって以前よりもずっと大事な一枚になった。
社会に出る前の卒業設計でもがき迎えた朝も、時折明るくなるまでエスキスする今も、変わらず私を励ましてくれている。


【カタオカ】
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by hitonochikara | 2017-02-01 22:44 | カタオカの日々 | Comments(0)
巨峰について
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葡萄の季節がやってきました。
果物好きの私。その中でもイッチバーン!と言って良いほど好きな葡萄。
どちらかというと青い粒のものが好みです。
ロザリオビアンコ、アレキサンドリア、瀬戸ジャイアンツ、シャインマスカットと、今まで頂いたことがある種類はほんの少しですが、薄い皮ごとしゃりっと味わいます。
今では、どんな種類の葡萄も皮を食べるようになりました。

そんな私の前に、
「実は巨峰バカっていうくらい巨峰が好きなんです。」
と、【imr】のI様が颯爽と登場されました。
先月ご提案した道路際の木柵工事が終了したばかり。そのお礼にと、I様が田主丸で葡萄狩りをしてこられたばかりの新鮮な巨峰をくださったのです。

しっかり太い軸の青々としてきれいなこと。
ぱちっと弾力のある粒に鮮度の良さを示す白い粉。一房持つとずっしりです。
口のなかで弾ける瑞々しさに、葡萄好きの私の手は止まりませんでした。

巨峰は田主丸で生まれた品種だそうで、久留米にはたくさんの葡萄園があるそうです。
うきはの方も葡萄の産地ですが、やはり田主丸のぶどう園の魅力に勝るものがこれまでなかったとか。I様から巨峰のお話を伺ったのは初めてで、なんだかそのことも新鮮でした。
I様、ありがとうございました。

少し渋みがあって秋の深まりを感じるような巨峰の皮の味。
この秋、あなたも田主丸の巨峰を食べてみませんか?


【カタオカ】
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by hitonochikara | 2016-08-31 08:39 | カタオカの日々 | Comments(0)
直方を歩く
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直方は、父方の祖父母が苗物屋をして、長く暮らしていた街だ。
先日、思いがけず10数年ぶりに訪れた。
高校生の頃まで度々家族で帰省し、もっと小さい3、4歳の一時期に預けられていたこともある。
商店街を歩くと頭のすみっこの方に残っていた直方を思い出し始め、シャッターの降りた店の多さに、懐かしさと切ないような気持ちがこみ上げてきた。

「すずらんは、あっちの商店街にあるよ。」
記憶をたどってきょろきょろしていると、マツダさんという男性に声をかけられた。
10数年ぶりの直方だと伝え、今の直方の様子を聞くと、ここに行ってみたら?あそこはどう?と、聞き覚えのある場所をいくつか教えてくれた。

動物を見に行った多賀神社。楽しみだった玩具店。そして聞き覚えのある商店街の名前。
古町、須崎町、殿町、明治町と、よく行っていたように思う。
この日、マツダさんが最後に案内してくださったのが圓徳寺さん。
駅前通りにあることを昔から知りつつも、お邪魔するのは初めてで、突然の訪問を快く受け入れてくださった。建物と仏様、人とのご縁を大事に引き継がれていらっしゃるお寺さんだと感じた。

祖父母も親戚もいなくなったけれど、また直方に行きたい。


【カタオカ】
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by hitonochikara | 2016-05-04 08:40 | カタオカの日々 | Comments(0)
バジルグリーン
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主役の鯵を食う鮮やかなグリーン。きれいでしょう?
大雑把な鯵の切り方は、とりあえずお許し頂いて(笑)
これ、isd中庭産バジル100%のジェノベーゼソースなんです。

先月末でお引渡後1年を迎えられた【isd】。
その一足前に、写真撮影でおじゃまさせて頂いたときのこと、
思いがけず撮影の合間にジェノベーゼソース作りが始まり、
まずは中庭でボウルいっぱいになるほどのバジルを収穫させて頂きました。

嬉しさで鼻の穴と空腹が膨らむ中、キッチンに移動。
松の実やパルメジャーノを加えてできあがり。すぐに味見させてもらいました。
塩味を控えた分、バジルの濃さが良く分かる。
お豆腐、トースト、目玉焼き、じゃがいも。合わせたいものがいっぱい!
お土産に頂いて帰った翌日、まずは何と食べる?と選んだのは鯵でした。
酢を少したらしてぱくり。美味しい。
ソースが主役と言ってもいいくらい。ぷんと生の濃い香りがする。美味しいっ!

毎日手をかけることは地道で大変です。でも、続けるととびきりの何かが待っています。
I様、ありがとうございました。また庭の虫取りパトロールに参戦させてください。


【カタオカ】
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by hitonochikara | 2015-09-09 07:42 | カタオカの日々 | Comments(0)
ポール・スミザーさんから教えてもらったひみつ
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今年の1月にコミセンわじろで、ポール・スミザーさんの講演会が行われました。
NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』で紹介されていた農薬や肥料に頼らない庭づくりが気になり、もっと話を聞きたくて行ってきました。

彼の講演会はサービス精神にあふれていました。特にあのなりきりカブトムシ。
わさっと両手を広げてステージを歩きまわる様子は、まさしくカブトムシです。
それから度々、植物のことを「本人たち」と呼んでいたり。人と植物は同じ生き物として、
上でも下でもない立場で向き合っているのが伝わってきます。そんな彼の観察と手入れが欠かせない庭づくりからは、第一線で活躍される方々に共通する姿勢と覚悟が受け取れました。
やっぱり都合の良い魔法なんてないのですね。

最後に、スミザーさんのたくましい畑の作り方をひとつ。
同じ種類の野菜や苗を一列に並べて植えると、虫や鳥に食べられて全滅しやすいので、違う場所に違う種類と植えると良いのだそうです。1ヵ所にまとめないことで、虫たちもおいしいものに気が付かず、苗が生き延びることがあるみたいです。スミザーさんは、時期もずらして植えて生育状況を観察されるとか。

■GARDEN ROOMS
http://www.gardenrooms.jp/
■NHKプロフェッショナル仕事の流儀「大事なものは、足元にある ポール・スミザー」
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/1201/


【カタオカ】
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by hitonochikara | 2015-04-16 07:25 | カタオカの日々 | Comments(0)
ねじばな、ねじねじ
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設計監理中のhouse isdの現場まで、駅から20分ほど河川敷を歩きます。
ランニングする人、釣りをする人、犬の散歩をする人、
水辺にまつわる様々な暮らしが長い絵巻物のように繰り広げられ、川の流れを聞きながら肩に入った力を抜く気持ち良い時間となっています。

まだ台風が来る前、雑草の間からのぼってきた ねじばな に目が止まりました。
梅雨時期になると実家前の広場の土手に咲き始め、このねじねじと伸びる面白さを母と話しては眺めたものです。
百人一首では「もじずり」と詠まれ親しまれていますが、右廻り?左廻り?と何度も見入ってしまうねじねじが好きで、「ねじばな」と呼んでいます。

このところ続いた雨で川の増水が気になったこともあり、しばらく違う道で現場に向かっていました。台風も過ぎたし、また河川敷を行こう。
小さな花は、下のほうから枯れて茶色になっていきます。
錆びたスクリュー釘みたいなねじばながたくさん上を向いてるかな。


【カタオカ】
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by hitonochikara | 2014-07-11 07:15 | カタオカの日々 | Comments(0)
アトリエワンの生み出すもの
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まだ肌寒かった4月、広島現代美術館にアトリエワンの展示を見に行ってきました。社会や人との繋がり方や、生活のプログラムから建ちあがる建築に強く惹かれます。

美術館に入るとすぐ、「ホワイトリムジン屋台」が迎えてくれました。
こんなの道をひっぱれるのか!?
笑っちゃうような長さ(10mもある屋台なんです!)と、ぐっと高さを抑えた低い屋根。
人体寸法を基準にしていて気持ちいい。
お客さんもサービスする人も、どちらもステージの主役になって盛り上がりそう~!
この屋台の他にも、様々な場所で実際に使われたものが、DVDで使った様子と一緒に展示されていました。

展示しているものは、どれもやってみたくなるものばかり。
中でも、アトリエワンが設計計画を手掛けた場所を中心とするパブリックスペースを、大きなテーブルの上で複数の人が行うドローイング「パブリック・ドローイング」は圧巻。
ドローイングした人の熱や息遣いが染み付いたようなドローイングは、とても丁寧で愛嬌があって。そこにあるものを受け入れながらその周辺を巻き込み、話し声や風、新たな動きを生み出す力を見せ付けているようにも見えました。

もっと深めよう。とことん深めていこう。


【カタオカ】
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by hitonochikara | 2014-06-17 07:40 | カタオカの日々 | Comments(0)
藤城清治さんの世界
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先日「藤城清治 光と影の世界展」を見に福岡市博物館に行ってきました。
私の藤城さんの作品の記憶は、両親が読んでいた「暮らしの手帳」の表紙です。どちらかと言うと好きな作家さんではなく、潔い線を描くことを苦手としている人間としては、じっくり見ることを避けてきた作家さんの1人でした。
フレームに納まっているけれど、どこまでも続きそうな周りの世界を想像させる作品と、作品が出来上がった後、感極まって涙があふれた藤城さんの姿を日曜美術館で見て以来、気になっていました。

足取りをたどるように展示された作品は、印刷物と全く違いました。切り絵となる最後の線に、たどりつくまでがわかるのです。
どこまでも続きそうだと感じた世界も、覗き込むと本当に続いていて、こういうことだったのか!と嬉しいやら悔しいやら。
卒寿を迎えられてもなお、こびとや動植物と繰り広げる世界は、猫や藤城さんを支えられる方々がいらっしゃる中、黙々と剃刀を持つ藤城さんのアトリエの風景そのものに見えました。4月、5月と会場にお見えになるようですよ。

■藤城清治 光と影の世界展
期間:2014年3月21(金)~5月11日(日)
時間:9:30~17:30(最終入館は17:00まで)休館日:月曜日(5/5は開館、5/7は休館)
会場:福岡市博物館 福岡市早良区百道浜-1-1
料金:一般1400円 高大生800円 小中生500円
URL:http://museum.city.fukuoka.jp/exhibition/tokubetsu.html


【カタオカ】
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by hitonochikara | 2014-04-11 04:11 | カタオカの日々 | Comments(0)
2014 別大マラソン
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早めに済ませたい所用と合せて、先週末、別大マラソンの応援に行ってきました。

気温が高く、別府湾の向こうは何も見えないほどの霧。こんな中で走れるんだろうか・・・・
大分に向かうソニックが別府にさしかかったとき、沿道に多くのギャラリーの姿をキャッチしました。
おおお!やってる!行くぞーっ!
コースの中で目星をつけていた終盤、沿道の人が比較的少ない39キロ地点。
交通規制が始まり、広報車がトップの選手の知らせを運んできました。

ランナーは、どんなことを言って欲しいんだろう?
苦しいときに、頑張れ!なんて言われても、頑張ってるわい!と思うだろうか。
そもそも、私の声は届くのか・・・・。
そんなことは、考えませんでした。
私の持ち味はでかい声。うるさいくらいの拍手と声を届けようと決めていました。
ファイトーッ!頑張れっ!

はいっ!ありがとうーーー!
あと数キロの苦しい中で、そう返してくる何人かのランナーにこちらが元気をもらい(笑)、
最後の選手まで見送りました。
数年前、初めて走った5キロのレース。自分にとっては、ゴールが見えない長い距離でしたが、沿道の方々の力強い声援に支えられ最後まで走りきりました。
走ることも、応援することも、本気は誰かに届いているのです。
でも、ちょっと声出しすぎて・・・・ノドガイダガッタ・・・・(x_x)

【カタオカ】
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by hitonochikara | 2014-02-11 08:51 | カタオカの日々 | Comments(0)