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人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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カテゴリ:オシゴト( 179 )
史家の眼で 弟子の眼で
ヒトチカ全書をはじめたことをSNSで報告すると、色んな方々が反応してくださります。
古い友人から旅の友達、八人力の仲間やはだぱれの子達、偉大な先輩方々、海外の未だ見ぬ人達。
その中に報告記事をシェアしてくれる人達もいて、千葉大で教鞭を執られている建築史家の頴原澄子先生からも、熱いエールを頂きました(頴原先生は九産大におられた頃、はだぱれの「近代建築乙女」という学習グループを支援してくださっていました)。


九産大時代からの知り合い、小林哲治さんと片岡佳苗さんの「人の力設計室」のサイトです。懐かしくも新しい作品、つまりこんなのが欲しいけど、現実には、なかなか、手に入らなかったもの、という印象を持ったことを伝えると、近代前と近代後をつなぐ建築をテーマにしているとの返信。何と明快な回答。建築史への造詣も深いお二人。サイト準備に2年もかかったとか。ゆっくりでもいいので、更新を楽しみにしています。
(頴原先生のfacebookより)


ヒトチカが大切にしている部分を、史家の慧眼で記してくれました。頴原先生、ありがとうございます。少しずつ私達が建築をつくるときに考えていることを発信していきます。

他にもいろんな方がシェアをしてくださりました、ありがとうございました。
下の写真その一つ、ははだぱれの教え子もりしおからのエール。彼女は横浜で建築をつくるべく闘っています。お互いにがんばろうね!

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【コバヤシ】
by hitonochikara | 2016-10-19 10:19 | オシゴト | Comments(0)
オーバースケール?
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九州の伝統的な建築は、梅雨や猛暑、台風から守るために、軒を深く低く出す傾向がありまして、九州の高台に建つ【yne】は風と日差しを考慮して、できるだけ深く低い屋根がかかってます。
そんな屋根の形を反映させた和室は、天井を低く下げて落ち着いた空間となっているのですが、大きな針金さんが手前にいると和室がとっても小さく見える?

このオーバースケール(一部だけ縮尺が大きいこと)してしまうような現象を「ハリガネ効果」と名付け、友達と呼び合っています。
【yne】の撮影でその効果を思い出していました。気づけば私のPCには、ハリガネ効果の不思議な写真がたくさん集まっています。


【コバヤシ】
針金さん、いつもわがままな撮影を引き受けてくださりありがとうございます。

by hitonochikara | 2016-10-05 10:05 | オシゴト | Comments(0)
感謝 #【yne】差入れ
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今回も差入れを頂きまして、オープンハウス終了後にみんなで車座になって頬張りました。
が、あっちゃぁ~…しゃ、写真を撮り忘れ…もくもくと食べていました。
個人的には疲労と空腹もありましたが、この日でお別れという毎度の寂しさにやられていたようです。

旅好きなコバヤシは、物事を旅になぞられて考える傾向があります。人生なんてほんと旅のようだし、旅先のトラブルは新しい展開を生むように、トラブルが起きたときは新しい展開を望んで挑みます。
だから、家づくりが引渡しという形で区切りを迎える時も、新しい町へ向かう旅人のように、新しい家づくりへ、現場へ旅立つ気持ちです。

次はより良いものをつくろうと心に誓って。
そして点検で再会できる日を心待ちにして。


【コバヤシ】
T様、Y様、美味しい差入れをありがとうございました。

by hitonochikara | 2016-09-28 09:28 | オシゴト | Comments(0)
御礼 #【yne】
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節目節目で雨に縁のある【yne】は、もちろんオープンハウスも雨空での開催でした。しかしながら深い軒が、雨は緑を美しく濡らす演出のように切り取ってくれて、すがすがしい気持ちにしてくれました。そんな天気にも関わらず、たくさんの方々が足を運んでくださりました。ありがとうございました。

この敷地は、東南に向かって外部の視線を気にせずに暮らせる環境を持っており、境界の生垣、その先の丘の緑、さらにその向こうの山々と、植物が遠近を持って目を楽しませてくれます。そのおかげでしょうか、こころなしか来場者の滞在時間が長かったようです。視線を受け止めてくれるものがある、ということは恵まれた生活環境を育んでくれます。

最後に入居前に快くお貸しくださりました施主様、心よりお礼申し上げます。 重ねてプロトハウス事務局様、千葉工務店様のご協力のものと、このような機会を設けていただき心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。


【コバヤシ】+【カタオカ】
by hitonochikara | 2016-09-21 09:21 | オシゴト | Comments(0)
底光り
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8月末にお引渡ししたyne。先日、施主様と床塗りをしてきました。
自分達でする床塗りをこれまでにもしてきたヒトチカですが、この日も現場監督さんにレクチャーして頂いて、養生テープを張るところから作業を始めました。
しゃがんで床ぎりぎりのところに養生テープを張るのは地道で大変な作業です。慣れない姿勢で、テープを貼ったり剥がしたり。コツをつかんで潔くテープを引く音が聞こえる頃に養生が終わりました。いよいよ蜜蠟系ワックスの出番です。

「ナラ材にワックスを塗込むと底光りするんですよね。」

「底光りする」ってどういうことなんだろう?
端材で試し塗りはしていたものの、現場監督さんから伺ったこのお話で、無垢のナラがどのように変化するのか楽しみにしていました。

ワックスをへらで床に落として塗り始めると、ナラの樹色がぐっと濃くなり、一気に力があふれ出てきた感じになりました。
塗装前の色は白っぽくて優しい印象だったのですが、ナラそのものの味わいでしょうか、塗込んだ後に磨いていくと、色に深みや強さが出たようになって艶も少し出始めました。
「底光り」ってこういうことなんだ。

塗込みが終わった床を施主様とチェック。もう一度磨いて床塗りの一日を締めくくりました。
Y様、裸足で触れる感じはどうですか?これからの色の変化も楽しみですね。


【カタオカ】
by hitonochikara | 2016-09-14 23:31 | オシゴト | Comments(0)
【mnk】+【isd】
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「あれ、料理があまりそう…。」
と、【mnk】のKさんが肉を焼きながらつぶやきました。

この日は【mnk】の4年点検、ご厚意に甘えてBBQで酒盛り。
前回のBBQの時は、コバヤシがハダパレの若者を連れて来たので、気を使って大量に用意してくださったのでした。

ふと、考えて、もしかしたら?と連絡したら、嬉しいことに即OK!とのご返事。しばらくして【isd】のI様が日本酒を片手に参戦してくださりました。
以前【isd】の設計中、杉の床材を体験しに【mnk】へ遊びに来たこともあったので、久しぶりの再会となる酒盛りになりました。
歓びと冷酒で酩酊したコバヤシはその後のことはあんまり覚えていません…アハハ。

住宅をつくりつづけるということは、さまざまなご家族の暮らしと人生を、長編の物語を読むように定点観察していくことなんだと感じています。そこには集落がたどってきたのような、なにかがあるようで、まだうまく言えませんが、それが触れるようになってきました。


【コバヤシ】
M様、お忙しい中、楽しい場と美味しい料理をありがとうございました。
I様、急なお誘いだったにも関わらず、来てくださりありがとうございました。

by hitonochikara | 2016-08-24 08:24 | オシゴト | Comments(0)
ライブハウスのように
house ymg に続き、この秋でお引渡後2年を迎える house imr の写真撮影に行ってきました。
晴天に恵まれたこの日、針金さん の写真撮影は順調に終了。
撮影後はプロトハウスさん も駆けつけてくださり、施主様のご厚意で半年ぶりに皆様とテーブルで夕食を囲むことになりました。
宴もたけなわ。プロトハウスの桑原さんは、恒例となりつつある弾き語りのご準備に。
皆様、思い思いの好きな場所で、音楽を楽しむ時間の始まりです。
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演奏が始まると、針金さんはやっぱりカメラを構えていらっしゃいました。
あちこちに、素早く動いて、ぱしゃっ、ぱしゃっ。

house imrは断熱材にセルロースファイバーを採用していて、気密性の高い窓を閉めるとギターの音も歌う声も外部には聞こえません。桑原さんの声がだんだん伸びやかになり、さながらライブハウスとなったリビングダイニングには、皆様の合いの手も入り大歓声のうちに幕をおろしました。
I様、針金さん、賑やかで楽しい一日でしたね。夜遅くまでありがとうございました。

この日、針金さんが撮影してくださったI様の暮らしぶりがとても素敵な写真を、プロトハウスさんのブログでご紹介くださっています。是非ご覧ください。


【カタオカ】
by hitonochikara | 2016-07-27 08:02 | オシゴト | Comments(0)
新しい朝
引っ越されてからの新しい生活は、どんな感じなんだろう?
気になるものの、実際に見たり話したりは、点検と言って遊びに行く時くらいです。なので、送られてくるメールや葉書は貴重な情報として、想像を膨らませながら読んでおります。

次の文章は、せんだって完成した house tir の施主様からいただいたメールです。
引っ越し直後は「誰かのお宅に住んでいる」感覚のメールでしたが、2週間後は「生活の変化」が伺える内容でした。

帰るとすぐに裸足になって足裏にクスの気持ちよさを感じ
ダイニングテーブルが届いて快適な食卓になり
洗濯機が新しくなり、家で乾燥ができ
マットレスを新調して眠りがよくなり
室内の空気がよく、喉の渇きやクシャミ、鼻づまりが少なくなったり
屋根裏で居眠りしたり

インテリアに興味がわき、買い物に行ったり
1階にテレビを置かなくなったのでボーッと見なくなり
朝が早くなったので皆んな早起きになり
朝ごはんはしっかり食べるようになり
早く会社に着くから仕事もはかどり

家族の会話も少し増え
おかげさまで、快適な生活を送っています


みんなの顔や動きが想像できて、うれしくて、やっぱり家づくりは面白い。次もがんばるぞと、改めて思いました。
お互いのイメージのピントが合うように、設計中はとことん話し合います。が、すべてが思うようにいくわけではありません。だからあの時話したがことが実現していたり、予想を超えていたりする時は、ほっと胸をなでおろします。
すこしでもそうなれるよう、今日も試行錯誤がつづきます。

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【コバヤシ】
by hitonochikara | 2016-07-20 19:20 | オシゴト | Comments(0)
紫陽花便り
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house isd のI様から届く季節のお便りは、さながら七十二候のようで。庭先の出来事や収穫した野菜、新しい料理の味だったりと、その後の暮らしぶりを伺うことができます。

このときは庭の花を肴に一盃の写真が添えられていました。
まるで料理のように盛られた紫陽花、鮮やかかつ美味しそう。

仕事に追われ、季節の移ろいに後れをとったりしますが、こういった瞬間、我に返ります。
路面をたたく雨音、霞にけぶる山中に咲いているだろう山紫陽花。
そんなことを考えながら、冷蔵庫に入ってるやつをプシュッ!とやりたくなります(金色缶のサブリミナル効果か?)。

梅雨が明けるまでもう少しかかりそうな予感、そうこうしているうちに次の便りが届きました。今回は大きな朝顔の写真でした。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2016-07-13 07:13 | オシゴト | Comments(0)
目盛では測れないもの
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おっ、ハリガネカメラマン。と言うことは、house tir に続いて写真撮影ですね。

からっとした風が吹き、真っ赤な野イチゴがなっていた初夏、
そろそろ竣工後1年を迎える house ymg におじゃまさせて頂きました。

ヒトチカでは、お引渡後しばらくたって施主様ご家族に入ってもらった写真撮影をさせて頂いています。施主様の暮らしが始まると、建物にも生きる力が満ち溢れ、活き活きし始めるのです。Y様にはいつも通りに過ごしてもらい、針金さんに撮影して頂きました。

「今、壁の線の下から6本目。針金さんに追いつくかな。」
昼の撮影の合間、玄関先でガルバリウムを背に身長の話をしていてパシャッ。
ほんとだ、ガルバリウムの継手の線が目盛になってる。針金さん、大きい~。

夕景の撮影が終わる日暮れごろ、針金さんはY様ご家族とすっかり打ち解けて仲良くなっていました。この日は、長靴を履いて森から撮影(長靴での撮影は初!だそうです)、雨の中で傘さし撮影、と大変な一日でしたよね。
針金さん、大きく、おお~きく、受止めてくださりありがとうございました。


【カタオカ】
by hitonochikara | 2016-07-06 08:03 | オシゴト | Comments(0)