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人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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建築史家の目
どの分野も同じかと思いますが、学べば学ぶほど建築は面白くって仕方ありません。
でもそれを知らない人に伝える事は想像以上に困難で、ついつい内輪の盛上りに納まってしまいます。
建築史家の目_a0180552_3245931.jpg

せんだって頴原先生から一冊の本をお贈り頂きました。
それは福岡時代に、西日本新聞に連載していた随筆をまとめたものでした。

実はこの連載、かなり気に入っていたので切抜のコピーもファイルして保管してあります。というのも、建築の醍醐味を誰が読んでもわかり易く解説してあったからです。それは建築と人に対する尊厳から来ているのでしょう、美辞麗句でない文章に男気を感じたほどです。
当時は頴原先生にお会いする以前のことでしたので、面白い先生が来た!と密かに喜んでいました。

今回読み直してみて「建築はやっぱり面白い」という、ワクワクしていた初心に還る瞬間を味わいました。
吉田鉄郎、村野藤吾、今井兼次、前川國男、佐藤武夫、丹下健三、菊竹清訓、黒川紀章、磯崎新、山本理顕、妹島和代、谷尻誠…。タイピングしているだけで興奮してきます(笑)。

近代から現代に至る日本の建築家達の輝きを、建築史家の視点から簡潔な文章で綴っており 「利用者や地域の人々に、このワクワクがあれば建築が末永く愛してもらえる。」
と、四角四面になりがちな建築保存に対する、シンプルだけど力強いメッセージが聞こえてきます。

頴原先生ありがとうございました。
遠くなっちゃいましたが、チャンスがあったら佐世保に白井誠一を見に行きましょう!

■『身近なところからはじめる建築保存
  頴原澄子(著)


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-06-28 06:28 | コバヤシの日々 | Comments(0)
勝ちとるシゴト
6月の八人力は恒例のスタディミーティング。
今回はNPO九州コミュニティ研究所(Crik)へ伺い、耘野康臣理事長にお話を伺いました。
耘野さんとの出会いは『九州建築家バトル』。その怪傑豪腕ぶりに感動したコバヤシが、あたためていた企画がやっと実現したのです。

レクチャーは「耘野さんの仕事」と「ブランディングワークショップ」に分けて行いました。
前半は以前ブログでも紹介した『活気ある公園づくりプロジェクト』や、いろんな「よくなる」別にCSR(企業の社会的責任)と協働についてまとめた『新しい協働のケース100ーこれからの社会活性化のヒント』等の仕事から、「勝ちとる」事の大切さとその方法について、解説して頂きました。
勝ちとるシゴト_a0180552_0203577.jpg

そして後半は自身のブランディングについて、ワークショップ形式で自分自身のキャッチコピーをつくることに…。
コピーの作り方を丁寧に教わりながら、皆でプレゼン大会!!
出来上がったコピーを、Crikの皆さんに審査してもらい、「コピーは全体性と相対性が求められている」ことを指導して頂きました。
あっという間の2時間終了。もちろんこれで終わらず居酒屋へ(笑)。
面白いことが大好きな八人力には、耘野さんは高質な栄養源です。
日が変わるまで白熱した議論が酌み交わされました。

耘野さん、Crikの皆さん、ありがとうございました。
ぜひ続編もよろしくお願い致します!

「変化しなければプロじゃない。その変化した先の未来をプレゼンするべき。」
-耘野康臣-



【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-06-24 06:24 | ハチニンリキ | Comments(0)
おすすめはソース味
実家から届いた小包に潜んでいました。

いすみ鉄道が販売している「い鉄揚げ」というお煎餅です。
たいていの人にはなじみがないと思いますが、いすみ鉄道は私が高校時代の脚として、さんざんお世話になった鉄道なんです。

当時の私は、この世界とどう向き合って善いかわからずに、うんうんと悩んでばかりの日々でした。本ばかり読んでいて、寝不足で通学。車中では立ったまま寝て、授業中は顔が天井を仰いだまま寝て…。なんとも冴えない高校生でした。

そんな私の寝袋いすみ鉄道は、赤字の歴史を走り続けます。廃線危機の2009年、鳥塚亮さんが社長に就任して劇的な展開がはじまりました。(鳥塚さんの半生と活躍は読み応えばっちりのエピソード満載です。興味のある方はネット検索してみて下さい。)
そんな感じで「い鉄揚げ」は、いすみ鉄道存続のための企画として産まれたお土産です。
普通、こういう企画商品って人情味しかしないのですが、うまい!関東の濃ゆい味です。
おすすめはソース味_a0180552_329266.jpg

生きづらい私は、こうやって福岡で母が送ってくれた煎餅を食べています。時代は流れ、故郷の景色は昔と同じようで同じではありません。
だから、朝ドラ『あまちゃん』の大吉さんの想いに胸が詰まります。春子さんの言葉が胸に刺さります。

きづいたら九州での生活の方が長くなってしまいました。
私にとって「い鉄揚げ」は苦くて愛しい味なんです。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-06-14 06:14 | コバヤシの日々 | Comments(0)
樹の話
あるお客様は酒を仰ぎながら話してくれました。
「僕は樹が好きなんです。もちろん樹そのものも好きなんですが、その影が好きなんです。」
酔いがまわって五感が澄んで 出ててきた言葉は、偽りのない音がします。

樹は不思議な存在です。

特に我々日本人にとって、樹は幼少の頃から視界の中に佇んでいます。
見上げた顔に降ってくる木漏れ日の眩しさ。
夜の風は樹々のゆれに想像力を掻き立てられます。
大きな枝に足がかかって、体が持ち上がった時の感動を忘れていません。

私達は樹から与えられる体験を通して世界とつながっているのかもしれません。
それは遊牧民が馬や草原から得られる世界観のようなものなのでしょうか。
樹の話_a0180552_3395870.jpg

特にこの時期の樹は若葉に輝いています。
この日出会った欅を見ていたら、そんな言葉や記憶を思い出したのでした。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-06-10 06:10 | コバヤシの日々 | Comments(0)
私の代わりに旅に出て
旅好きをこじらせると、じっとしている生活なんて、なんとももどかしい気分…。
「もし旅に出るなら3年は行きたいなぁ。」
とか油断してつぶやくと、かみさんの白い目が背中に突き刺さる41歳です。

そんな私の代わりに、若者達は異国へ旅に出ます。働きます。
無事の便りや凱旋のお土産達に囲まれて、彼らが向かった遠いその地を想います。
私の代わりに旅に出て_a0180552_20235135.jpg

中国の土、イタリアの陽、アメリカの好奇。

マメ、P、ヒラリ~。
サンクス、グラッチェ、謝謝(´∀`)ノ

「すべてのルールに従って生きていたら、私はどこにも行けやしないわ。」 
-マリリン・モンロー-



【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-06-07 06:07 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
新しい寄り道先に プロノ
実は福岡市東区にも面白いクリエイターさんがたくさん暮らしています。
実はヒトチカの合言葉は「人の力を集める」だったりします。

今回もちょっとした縁で新たな面白い人を発見しました。
キッチンのワークトップをメインに家具製作をしている、PRONO(プロノ)さんです。

現在開催中である、プロノさんのキッチン展示スペースを利用した『食事の道具 展vo.1』に行ってきました。
新しい寄り道先に プロノ_a0180552_22562420.jpg

「食事というのは暮らしを楽しくする。」をコンセプトとした個展のようです。
1回目は陶芸家の中里花子さんと、木工家の酒井航さんのコラボレーション。
会場では器の白と盆の木目の対比が美しく広がっています。
その背景(展示台)がワークトップというのも、斬新で自然な納まりです。

そしてよくよく話し込んでみると、プロノの冨田圭介さんは九産大の建築学科出身?!
しかも5年前の卒業生?!?
私が夜な夜なウロウロしていた時の学生さんでしたΣ( ̄□ ̄)!!
卒業生の方が活躍している姿を見るのは頼もしい限りです。

これからも様々な分野の作家さんにコラボレーション形式で展覧会を行うそうです。
道草が好きなコバヤシにはなんとも嬉しいご近所さんができました。


■食事の道具 展vol.1
 期間:2013年5月31日~6月8日
 時間:10:00~17:00
 会場:Prono 福岡市東区千早4-11-20ベネフィス千早1F (駐車場あり)
 電話:092-672-3663
 URL:http://ameblo.jp/prono-fukuoka/entry-11535776176.html?frm_src=thumb_module


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-06-02 11:45 | コバヤシの日々 | Comments(0)