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1 ![]() オープンハウスのお知らせです。 筑紫野市にて計画しておりました house ymg が間もなく竣工します。必要とあれば自分達で作り足して暮らしてゆく、しつらえを最小限にとどめた住宅です。すでに古材の塗装、収納棚や家具の作り足しがはじまっているさなか、施主様のご厚意により内覧会を開催する運びとなりました。限られた時間ではございますが、ぜひおこしください。 参加ご希望の方は7/3(金)までに、人の力設計室へご連絡(下記メールアドレス)ご予約をお願いします。折り返し詳しい案内状をお送りいたします。 ■Open house ymg -はじまりの空っぽ- 日時:2015年7月5日(日)12:00~17:00 場所:福岡県筑紫野市 ※1. 駐車場に限りがありますので、必ずご予約をお願いいたします。 ※2. 施主様の大切な住宅をお借りしております。 小さいお子様の同伴はご遠慮ください。 家づくりサポート:FORZA株式会社 施工:有限会社平成技研 設計:人の力設計室一級建築士事務所 [mail] hitonochikara@ab.auone-net.jp 【コバヤシ】+【カタオカ】 ▲
by hitonochikara
| 2015-06-24 06:24
| オシラセ
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![]() そろそろお引渡しを迎える【ymg】。 コンセプトは「はじまりの空っぽ」。足りないものは自分達で作っていくという生活プログラムからつけたものです。 造付の家具は、大工さんが作ってくださったキッチンと洗面カウンターだけ。あとはY様による手作りの家具です。家具工事をなくして工事費を抑えました。 そして、もうひとつ工事費を抑えるために行ったことがあります。塗装の自主施工です。壁、天井、床に張った針葉樹合板の仕上をご自分達で塗装されました。 5月の連休中、まずは天井と壁を張る前に塗装作業がスタート! ご両親もお見えくださり、週末はみんなでペンキ屋さんです。 こどもも大人もローラーと刷毛を持って、塗り塗り。カタオカもほんの少し参加してきました。 初めはペンキが顔に飛び散ったり、ペンキの上澄みを塗って色がのらなかったりしましたが、めきめき腕を上げられ作業速度はアップ。チームワークはばっちり。 そして、つい先日、無事に床まで塗り終えられたと嬉しいご報告を頂きました。 Y様、お昼ごはんのおにぎり、とってもおいしかったです。ごちそうさまでした。 お引渡しまで、あと少しになりましたね。 【カタオカ】 ▲
by hitonochikara
| 2015-06-22 07:48
| オシゴト
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![]() 九州産業大学工学部建築学科創設50周年記念に、伊東豊雄さんをお招きして講演会が催されます。伊東さんは74歳になった今も建築界をリードするトップランナーです(トップとは誰よりも努力と挑戦を惜しまないからありつづけられるのでしょうが、建築の世界はそういうランナーばっかりで下っ端はチャンスをつかもうとしたら休む暇がありません…)。 氏のレクチャーを初めて聞けたのは大学3年生の時でした。ちょうど八代で公共建築をたくさんつくっていた頃で、素材の軽さや設備や機能と空間の性質について、他の建築家は異なった言説で興味深かったのを覚えています。あの時すでにトップランナーでしたが、走り続けて今は世界中で建築をつくっています。今回はどんなお話が聞けるのでしょうか。 ■九州産業大学工学部建築学科創設50周年記念 伊東豊雄 講演会「明日の建築を考える」 日時:2015年6月20日(土) 14:30~16:00 会場:九州産業大学1号館2階S201教室 会費:無料 ※講演会の聴講は無料ですが事前登録制になっております。登録されて、ぜひお越しください。 【コバヤシ】 ▲
by hitonochikara
| 2015-06-19 06:19
| オシラセ
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それはE社長の一言からはじまりました。
「自分達は若い大工を育てていきたい。部品を組み立てるだけの仕事では大工の面白さは解らない。だから今回は勉強を兼ねて手刻みでやらせてもらえんでしょうか。」 工事見積の減額作業に追われる中、嬉しいサプライズに目を丸くしました。 この十数年、木造建築は工場で機会加工された材を現場で組み上げる工法へと移る傾向にあります。昔ながらの手で加工するやり方は時間と修練が必要なため、敬遠されているのです。ご褒美のような提案に、一同喜んで快諾。その後Yさん家族と加工場へ行き、仕口を刻む様子を見学させていただきました。 【ymg】棟上当日はあいにくの天気でしたが、晴れた後日にピシッと上がっており、ホッとしたような棟梁の横顔が印象的でした。仕口のほとんどは隠れてしまいましたが、凛とした気配を醸し出しています。 ![]() 【コバヤシ】 ▲
by hitonochikara
| 2015-06-17 06:17
| オシゴト
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コバヤシやカタオカが学んだ九産大建築学科が創設50周年を迎えました。
その卒業生は6031名に上り、全国各地でデザイナーやエンジニアとして活躍されているそうです。今回は記念展示会として、歴代の卒業設計の入賞作品、卒業後の作品や近況紹介、そして会場デザインを担当したABC建築道場の作品が展示されています。 ![]() ■九州産業大学工学部建築学科創設50周年記念展示会 会期:6月15日(月)~6月21日(日) 時間:9:00~17:00 ※最終日は16:00迄 会場:九州産業大学1号館1階メインホール 入場:無料 今でも覚えている大学時代の思い出があります。季節は春、同期4人で挑んだコンペ〆切前夜。夜食を買い込もうと出かけたコバヤシは、幻想的な光景に遭遇して動けなくなりました。実験棟の屋根に落ちた桜の花びらが風で吹き上げられ、散っては上がり降っては上がり、空一面に舞っているのです。興奮しながら製図室へ皆を呼びにもどり、地面に寝転がって桜の乱舞を眺めていました。 あれから21年、その中の2人が人の力設計室として協働しています。 【コバヤシ】 ▲
by hitonochikara
| 2015-06-15 18:15
| ハダシ・デ・パレード
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![]() SUEP.の末光弘和さんのレクチャーが明日、九産大で開催されます。スープさんは熱や風を利用した環境を形にする設計が特徴です。またレクチャーの前にABC道場の公開しゅうまい(稽古)も催されるのですが、そこでは設計する際に使用している検討用の模型ツールを使った指導になるそうです。かな~~~り気になります。公開しゅうまいは16:30からです。 ■末光弘和「風のかたち 熱のかたち 建築のかたち」 / 九産大建築レクチャーシリーズvol.17 日時:2015年6月13日(土) 18:00~20:00 会場:九州産業大学2号館1階円形ホール 会費:無料 【コバヤシ】 ▲
by hitonochikara
| 2015-06-12 12:06
| オシラセ
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今月に入り工事終盤に入ってきました【ymg】です。
この敷地の特徴として、大きな影を落とす東南側の林があります。それは窓辺に腰かければ視界に木々をひろげ、涼しい風を吹かせる夏の強い味方です。反面、冬は寒い環境になることを意味します。何か冬の味方になってくれそうなものが欲しい…コタツ?そこでご提案したのがサーマスラブでした。 もう隠れてしまって見えないのですが、基礎下に電熱ヒーター式パネルを敷込み、基礎と地中を蓄熱層として建物全体をじんわり暖めてくれます。 ![]() 少しでも暖かくなるようにと、きめ細かいレイアウトをご提案くださったサーマエンジニアリングのNさん。3月上旬、パネル敷込みの日に現場に向かうと「ここは朝から一日中ずっと寒いです・・・。」 そうな顔で職人さんと二人で頑張ってくださっています。 パネルを敷込んで結線した後は、結線部分を保護する箱に水が入らないよう、隙間なくコーキング材充填。次々とコーキング材が空っぽになって日が暮れていきました。 林が茶褐色になるころ、じんわりと暖め始めるサーマスラブ。 【ymg】の冬の強い味方になってくれますように。 【カタオカ】 ▲
by hitonochikara
| 2015-06-10 07:44
| オシゴト
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![]() 矢作師範が学生の建築力と人間力を鍛えるABC建築道場、今年も展覧会の季節がやってきました。毎年、限定した素材で学生達がセルフで会場を作り上げます。 今回の素材は白い布。「視線が抜けるが通れない布」と「視線は止まるが通れる布」の2種類を使って、展示スペースと閲覧動線を構成しています。 そして6月13日(土)は、公開しゅうまい※1「太陽とともに暮らす家」が16:30より行われます。入場無料ですので、ぜひお越しください。 ■ABC建築道場の展2015 ゆらめき 日時:2015年6月8日(月)~6月17日(水)10:30~17:00 会場:九州産業大学2号館1階円形ホール 入場料:無料 【コバヤシ】 ※1.「しゅうまい」とは、毎週決まったテーマで製作した空間を持ち寄り、発表して議論する稽古のこと。 ▲
by hitonochikara
| 2015-06-08 23:23
| ハダシ・デ・パレード
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![]() 写真はセルフコンペで決まった新しいロゴ「カジワラ案」、面白い事をたくらんでいるようなマークです。 ロゴのデザインもなかなかどうして奥が深く、かなり勉強になりました。そんなコンペをはじめてから結果発表までのお話を、九州コミュニティ研究所の耘野さんがまとめてくれましたので、ぜひ読んでみてください。耘野さんありがとうございます。 ■written by ウンノ ・八人力Project / ロゴコンペ さて、二人力はコバヤシが3本、カタオカが2本、記事を書いております。中でも江上さんの絵画が福岡を出て広島へ、今後の展開がかなり気になります。 ■written by コバヤシ ・おにぎりの旅 / 「〆のおにぎり」 ・建築レビュー / 「部屋のように過ごす庭」 ・コヤコレ / 「骨格剝き出し切妻屋根型 -玉葱を干すための小屋-」 ■written by カタオカ ・建築レビュー / 「まちなか案内所」 ・イベント・レクチャー / 「江上茂雄「私の鎮魂花譜」」 6月は玉葱がぶらさがっている風景を観に佐賀へ行きたい気分です。 【コバヤシ】 ▲
by hitonochikara
| 2015-06-05 06:05
| ハチニンリキ
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【ymg】の打合せでは、そろそろ終わろうかという頃合にあわせて、お手製のパンがテーブルに運ばれてきます。工務店のE社長はそれが好物でパクパク頬張っていました。食いしん坊の私よりも早いペースだったから、口にあっていたのだと思います。
![]() それから現場がはじまり、若い施工チームにバトンタッチ。限られた予算にも関わらず手間をかけて進めてくれています。そしてそろそろ最終局面が見えてきました。 Eさん、現場が完成したらぜひ来てください。Yさんがパンを焼いて待っています。 【コバヤシ】 ▲
by hitonochikara
| 2015-06-01 06:01
| オシゴト
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