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人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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土居先生の再起動
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5月末の晴れた日に、九州大学の土居義岳先生の最終講義がありました。
年度末でもなく独白でもなく、新緑の季節に対話形式で、最終でなく再起動です。

人生で得られる知に量的限界があるとすれば、土居先生はその限界へ極めて近づいた1人。そんな知の巨人から1970年代生まれの3人に、3つのテーマが投げられて対話が始まりました。

その感想をひと言でいえば「とにかく濃かった」

明治大学の青井哲人さんと国際教育について。
千葉大学の頴原澄子さんと建築史について。
京都大学かつ建築家の平田晃久さんと設計教育について。

1つの対話に3時間は確保して欲しかったと思ってしまうほど、中身がぎゅうぎゅうで濃い3時間。建築史家は過去を精査に覗き見つつ、遠く未来を凝視していることが伝わってきます。

その果てに建築には根拠はなく。
自身の存在にも根拠はなく。
知的混沌の増大は更なる知的探求へとつづく、欲張りな終わり方でした。

まだ学生だった頃、土居先生の文章を雑誌で見つけて読んでみても、難解すぎて置いてけぼりにされていました。しかしあれから20年以上経ち、先生の沸きつづける好奇心を一緒に笑いながら聴講できるところまで辿り着けていました。卒業生でもなんでもないコバヤシですが、土居先生ありがとうございました。


【コバヤシ】


by hitonochikara | 2019-06-05 16:15 | コバヤシの日々 | Comments(0)