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1 高橋一平さんのバトンは中川エリカさんです。 高橋さんは先月に吉岡賞(建築界の芥川賞的なもの)を受賞(おめでとうございます!)、中川さんは昨年の吉岡賞受賞者で、横国と吉岡つながりの贅沢なバトンとなりました。 中川さんといえば、ヨコハマアパートメント。10年前に雑誌で発表されたときはビックリしすぎて、三度見四度見したことを覚えています。住空間は狭小、共用部は贅沢な半屋外空間、経済活動が優先されがちな賃貸アパートで、こんな自由を妄想できる建築が実現するなんて…と、感動しました。 また彼女の書く文章はわかりやすくて、新しい視点があってドキリとすることが多々あります。その着眼と言語化は如何にして生まれてくるのか?今回はその言葉たちを生で聴けるチャンスです。 日曜日の午後、偶然打合や家族サービスが入っていない社会人の皆さま、偶然バイトが入ってなくて課題製作でもしようと考えていた学生の皆さま、ぜひ福岡市東区まで足をのばしてみてください。 日時:2019年10月27日(日) 15:30~17:30 会場:九州産業大学8号館3階プレゼンテーションルーム 会費:無料 【コバヤシ】
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by hitonochikara
| 2019-10-23 10:23
| オシラセ
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西通りの大央ホールで『大牟田市庁舎本館写真展』が催されておりまして、仕事の合間にちょろっと覗いてきました。保存か解体か議論される建築の運命を左右すると書いたら過言かもしれませんが、そんな意義を感じる写真展です。 1936年に完成したこの建築物は、大戦の空襲にも生き残り、今なお現役で使われています。 昭和初期らしい帝冠様式の面構え、今となっては施工が難しいテラゾー(人造石研出し仕上)の内装、木彫の美しさを、いつもお世話になっている針金さんがレンズで切り取っています。 そして工事中の写真や空襲後の大牟田などの記録写真もあって、詳しく知る事ができました。 その時代の断片としての建築は、二度とつくる事ができない。 【コバヤシ】 ▲
by hitonochikara
| 2019-10-02 10:02
| コバヤシの日々
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