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人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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4年目のお寿司
元気に走り回る子供達と一緒に4年点検。
西側に小さな畑ができていたり、庭や棚に植物が増えていたりと、【dbc】の暮らしぶりは相変わらずにぎやかな様子。しかし仕事と子育てに追われながら、この質を維持する生活は楽ではないだろうと想像してしまいます。

竣工して私達の手を離れた住宅は、施主の手でどんどん家らしく成長していきます。その成長過程を観察しに毎年点検と称してやって来るわけですが、話し合っていた生活プログラムが加速していたり、ある場所は読み替えられていたりと、感動と発見に事欠きません。それと同時にその暮らしぶりを応援する気持ちでいっぱいになります。
というのも、充実した生活を日々重ねていくにはかなりのエネルギーが必要です。1年目はスタートダッシュが決まったとしても、その継続はしんどいだろうと思うのです。

だから私達は応援し続けたい。家をつくったことで一変した生活が、一日でも長くつづいてくれますようにと、心から願っています。

点検ランチは皆でお寿司とおでんをいただきました。ご主人が学生時代にバイトで培った握るスキルが発揮されています。家づくりを基点に、その人の過去と未来がつながって見える瞬間を味わいました。

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【コバヤシ】
D様、今年もありがとうございました。たいへん美味しかったです。去年食べそびれたカタオカがとても喜んでいました。
by hitonochikara | 2016-11-30 11:30 | オシゴト | Comments(0)
パンが届けてくれたもの
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ぷっくりまんまる。つやつやで美味しそうでしょう?
house tir の内覧会にきてくださった施主様OBの手作りパンです。
先の記事でもお伝えしましたが、ヒトチカでは、内覧会のお知らせを施主OB陣の皆様にもお送りして、見に来て頂くことにしています。

「ここでお酒を飲めそうなだなぁ。」
「段差で、一部屋みたいな空間になるね。」
「適度な明暗で、しばし瞑想したくなる空間。」

ご自身の住まいを住みこなし、建築にも興味をお持ちの施主OB陣の皆様は鋭い。内覧会は、久しぶりにお会いする楽しみとともに、ヒトチカの通信簿をつけてもらうしめくくりのような一日にもなっています。
この日、内覧会が終わる頃、遅れてたどり着いた私をこのパンが待っていてくれました。

袋から取り出した途端、ぷんとするいい匂い。
口にいれるとしっとりして、少し甘みがあって。
これ。毎日食べたくなるパンだ。ご飯みたいに、毎日食べたいパンだ。

家事、育児と仕事。家や庭の手入れと自分の時間。
日々色々な時間を持ち続けて頑張っている彼女からの、近況を報告してくれる手紙のようなパンでした。
毎日、ちょっとづつ。また頑張っていこう。


【カタオカ】
by hitonochikara | 2016-06-08 08:03 | オシゴト | Comments(0)
たどりつけたから
12月に発売の『モダンリビング218』に【dbc】が掲載されました。
その御礼と報告を兼ねて伺ったところ、お手製のケーキを用意して歓待してくださりました。いつもいつもありがとうございます。

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時間に追われ気味のヒトチカにとって、唯一休めるのがこういう再訪だったりする訳で、近況を話したり愚痴ったり、仕事を忘れてくつろがせて頂きました。そんな会話の中でKさんがふと口にした言葉が、すぅっと胸に届き、心に残っています。

「私達はたどりつけたから。望んでいた暮らしを実現できた。でもたどり着けない人達は、妥協するか企画された住宅を買うしかないのかな。これからも執念で人の力さんにたどり着く人達がいるんでしょうね。楽しみ!」

晩ご飯の支度をしながら独り言のように話していましたが、感動しちゃってすかさずメモを取りました。設計者からは見えない、向こう側からの風景が見えるようでした。

■モダンリビング 218 / ハースト婦人画報社
http://www.hearst.co.jp/brands/modernliving/issue/141206


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2015-01-09 23:09 | オシゴト | Comments(0)
つくるてごたえ
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新しくしつらえたストライプが目を引きます。
その上に次々と料理が並び、関係者1年ぶりの再会を盛り上げてくれました。

これは【dbc】の2年点検終了後のランチ風景で、今回も腕によりをかけたお料理をいただきました。Kさんいつもありがとうございます。
おいしいおいしいと笑いあう食卓は、特別な場所です。

毎月顔を合わせ、真剣に話し合い、一つずつ決断し、つくりあげていたのは、もう2年前のことだけど、こうやって再会すると、私達はあの時の感覚で真剣に語り合える。
それは建築の話だったり、学校の出来事だったり、仕事の苦労だったり。
そして、今回は【dbc】について新しい提案を聞いて、一同興奮したり。

たぶん私達は、あの時のようにまだ設計していたいのだろう。
つくりつづけること、くらしつづけることで、お互いの真剣さから生きる力をもらい合いたいのだろう。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2014-11-25 23:25 | オシゴト | Comments(0)
暮らす活力(後)
活気ある街や市場が魅力的なのと同様に、活力ある家には魅力があふれています。
では、その活力の源はどこにあるのでしょうか。

ひとくくりでは語れませんが、家族が日常を楽しめているか否かは大切な要素です。
人生とは新しい家に住めば一変するはずも無く、今まで同様に悲しいことも苦しいこともやってくることでしょう(幸不幸は主観の相対性でしかないのですから)。
そんな日常に寄り添う家をつくる、これこそが設計者に求められている建築の条件です。

嬉しい時も哀しい時も、家は家族と共にそこに在ります。
だから少しでも寄り添えるように、ヒトチカは対話を通した設計を心がけています。

「土地を読むように人を読む」

対話の果てに作られた形には、作ろうと決めた家族の意思が宿ります。これは永続的な意志ではないものの、そこで暮らす活力源になりえます。
そしてその活力があればこそ、一時的な形を読替えて住みこなすことができる。これこそが、住み手の意思が作り手の意志を越えていく瞬間です。
そうした繰り返しの中に、集落で体験したあの「地に足の着いた」形にたどり着けるヒントがあると考えています。

集落に歴史があるように、家族にも歴史があります。
その歴史を「形の読替え」として受止め、引渡し当初からは想像できなかった形へと、更新されて欲しいと願っています。


【コバヤシ】

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今回も美味しいタルトをご馳走になりました。Kさん、多忙な日々にもかかわらず、いつももてなしてくださりありがとうございます。
by hitonochikara | 2014-10-24 10:24 | オシゴト | Comments(0)
暮らす活力(前)
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これは【dbc】の玄関アプローチです。
白い瓶と額縁がリズムをとり、スケールを落としていきます。なめらかで巧妙な配置です。
せんだっての訪問では、その他にもちょっとした工夫が散見でき、ご家族が楽しみながら生活していることが伝わってきました。

住宅は引渡されたその瞬間から、どのように暮らし、どのように変化してゆくのか?
今は、それらを観察し記録することが、コバヤシのライフワークになっています。

かつてユーラシアの集落を旅していたとき、彼らの発する説得力に私は圧倒されてしまいました。もはや近代以降の人間には、そんな地に足を着いたような(作り手の恣意が磨耗したような)形は作れないかもしれないと、呆然とした記憶があります。

しかしながら、こうやって仕事をつづける中で細い光が見えてきました。
それは、わずかな変遷を通して「家族の歴史」を読み取れることに気づけたからです。
設計という対話作業を重ねてつくられた形が、実際に住む中で生きる活力となり、日常を後押ししてゆく。
更にある部分は読み替えられ、日常に沿うような場所となってゆく。

そんなことは当たり前だと思われるかもしれません。
けれども、その(見落としがちな)微小な変化にこそ、形をつくるヒントが隠されていたのです。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2014-10-21 10:21 | オシゴト | Comments(0)
暮らしの風格
TechniStaff の針金さんから、年末に撮影した【dbc】の写真候補達がとどきました。
なるほど、針金さんはこう見えたのか。と、面白いものがたくさんたくさん。

じつのところヒトチカは毎回、わがままなリクエストをしています。

・日常のワンシーンとして
・プログラムが発生している瞬間
・針金さんが面白いと思う構図で
・ものはかたづけない
 等々

空間より建築、建築より住宅、住宅より家、家より生活。
を、掘り下げたい私達のあくなき要求に、撮影では終日付き合ってもらっています。
針金さん、いつも面倒なことを引き受けてくださり、ありがとうございます。
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さて、この写真候補達。
どれを選ぶべきなのか…。予算にも限りがあるので、この選抜は苦しい作業となります。
拡大して壁に貼り付けて、比較検討しても絞り込めない…ぅぅぅぅ。
結局、しばらく眺めながら考えることになりました。

やっぱり一年暮らすと、建築から生活がにじみ出てくるんです。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2014-01-20 01:20 | オシゴト | Comments(0)
雨上がりのドブカフェ
久留米行き特急の中ではたと気づいた。
「お酒…事務所に置いてきちゃった!?(泣)」
昨夜の雨がうそのように晴れ上がった空に、気持ちが舞い上がっていたようです。

天候にも恵まれ、house dbcの撮影は順調にはじまりました。
そこには一年間暮らされた中で、住宅がより住宅らしくなった風景があります。
そんな【dbc】の日常を。カメラマンの針金さんが切取っていきます。
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あっという間に日も暮れて、撮影も終わって大団円。
奥様がてまひまかけてつくってくださったお料理を、皆でワイワイいただきました。
いつも美味しいお料理をふるまってくださり、たいへんありがとうございます。

設計コンセプトである「喜ばれるカフェのある生活」を、ご家族は楽しみながら生活してくださっています。
そんな写真がたくさん撮れた、ごちそうさまな一日でした。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-12-25 12:25 | オシゴト | Comments(0)
ドブカフェ -秋のメンテ祭り-
ちょっと日にちが経ってしまいましたが、先月house dbcの1年点検を行いました。
実は点検日って同窓会的な側面があります。
関係者が久しぶりに顔を会わせて懐かしい話をしたり、近況報告をしたりと会話がはずみます。

問題のある部分はないか確認しつつ、お子様の成長や植栽の枝振りを見ながら【dbc】が生活の中でどのように変化していくのか観察させていただきました。微細な使い方の変化に家族の成長が関係していたりして、いつも発見があります。
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今回は加えて、内壁のメンテナンスをしました。手をかけつづける建築は長持ちするし、それが味わいとなって説得力が増してきます。10年前に旅した集落達もまさしくそうでした。
そして終了後、ドブカフェがはじまります。
この日は私達のスケジュールが詰まっていたので、早々に退散しましたが、次回はゆっくりする約束をして帰路につきました。

実はその次回が明日だったりします(どれだけ更新が遅いことか…)。
そろそろ裏のばんぺいゆが黄色く色づいているでしょうか。
お酒片手に列車に乗って、ドブカフェへ行ってきます。
最近は曇天がつづきますが、日曜日はどうか晴れてくれますように。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2013-12-21 12:21 | オシゴト | Comments(0)
house dbc の取材
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今年も最後の月、空気が乾いて冷たい季節の到来です。
まだ夏の名残ある9月、ASJ博多スタジオさんでご縁を頂いたhouse dbcの取材を受けました。ASJ会員のお客様に向けた小冊子の取材です。

取材に来てくださったSさんが誌面の写真撮影をしてくださいました。カタオカは取材を受けていらっしゃるお施主様とSさんの様子を逆取材(笑) お施主様手作りのパンとお料理を頂いて、昼すぎに始まった取材はあっという間に日暮れを迎えて、無事終了。
どんな記事になるんだろう…と、お施主様と首を長くして待つこと数か月、先日、小冊子ができあがり手元に届きました。

のびのびして、いい顔してる!
にぎやかな一日を思い出させてくれる記事と写真でいっぱいの誌面になりました。
取材中のSさんも、とてもいい顔をしてらっしゃったんです。その先にいらっしゃるお施主様とおしゃべりしながら、笑って、ちびっこカメラマンとファインダーのぞいてらっしゃるでしょ?

いつもあふれんばかりのおもてなしをくださるお施主様、
この度house dbcの取材でお世話になりましたASJ、ASJ博多スタジオの皆様、
心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
家づくりのエピソードや楽しい情報がもりだくさんの、この小冊子が気になられましたら、お気軽にASJ博多スタジオさんにお問い合わせください。

【カタオカ】
by hitonochikara | 2013-12-11 13:34 | オシゴト | Comments(0)