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人の力設計室の活動日記です。
by hitonochikara
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福岡デザインレビュー2019

デザインレビューの原形となるイベントがはじまったのは1995年。
当時は福岡の5大学が卒業設計や実習課題を見せ合い批評し合う会であったそうです。というのも、自分が大学を卒業した翌年から始まっており、なんとも羨ましく悔しい気分にされられたのでよく覚えています(笑)。
今年のレビューは九州大学の土井先生が審査員にいらっしゃったため、その当時からの歴史を振り返る発言もあり、改めて議論を大切にしているイベントだと認識しました。

よくよく考えたら、ハダパレの学生が学外イベントに応募するようになって10年が経っていました。最初の頃はシールを貼ってもらえただけで喜んでいたのに、今はファイナルに登壇して結果を出さないと満足できなくなっているようです。

福岡デザインレビュー2019_a0180552_13581626.jpg
今年のハダパレ4年生チーム調査兵団は、ざわちんがファイナルに選出されて島田陽賞とJIA賞、なっちゃんがJIA賞をいただきました。が、2人とも悔しそう。入賞できなかったフンチョンはさらに悔しそうで…、翌週の反省会では魂の叫びのように、後輩へバトンを渡していました。


【コバヤシ】


by hitonochikara | 2019-03-13 13:13 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
福岡デザインレビュー2018

最近は卒業設計イベントの数が増えてきて過渡期にあるようで(地方ごとに開かれている状態)、イベントの必要性について議論されたりしています。確かに出展数が分散してしまい、数年前と比べると密度がおちた感は否めませんが、それだけ心血を注いだ研究と設計を講評して欲しい学生の叫びが形になっていると感じます。

実際にハダパレの子達は、北九州のイベントtonicaを皮切りに、仙台のイベント卒業設計日本一、福岡のデザインレビューとはしごして帰ってきます。2年生や3年生はこの期に日本を縦断しながら各地の建築を見て回り、4年生はイベントを終えるごとに顔つきがたくましく変わっていきます。反省会で再会すると、この1ヵ月でこんなにも成長するのかと驚くほどです。

福岡デザインレビュー2018_a0180552_17262698.jpg
デザインレビューは、ヱビスが千葉雅也賞とJIA賞、キリンがJIA賞を受賞という結果で終わりました。イベントに参加せず海外へ建築視察に行くのも悪くないですが、卒業設計ができるのは一生で一度。顔つきが変わって、吐く言葉の説得力が増すのだから、この貴重な体験を選んでほしいと思います。

ある意味、作品と一緒に日本を旅するのですから。



【コバヤシ】


by hitonochikara | 2018-03-14 03:14 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
福岡デザインレビュー2017

ハダパレでは卒業設計を挑むにあたり、2つ伝えていることがあります。

一つ目は10年後も考えられるテーマであること。今は4年間の学びで設計し、実務が解ってきた3年後、資格を取っているであろう5年後、そして独立しているかもしれない10年後と、同じテーマを追いつづけ、その時の答えを出せる人であってほしい。

二つ目は将来、自分が実現したいと思えるものをつくること。人生をかけたい建築について考える時間が、卒業設計にはたっぷりあります。だから自分を掘下げて、社会や他者と対話して、そんな建築を見出してほしい。

これを真に受けたと言ったら怒られそうですが、卒業後も実践しているOBは意外といまして。3年前のこの子も長崎に長屋をつくるために、1年前のこの子も島に移住して活動するために、今は苦しみながら設計の修業をしています。

福岡デザインレビュー2017_a0180552_17574138.jpg

そして今年のチーム枯葉の面々もその覚悟で1年間闘いました。
結果、デザインレビューでは写真のニパチが豊田啓介賞を、なみねぇが岸上純子賞とJIA賞を受賞しました。彼らに話を聞いてみると、実現する気満々です。

社会の厳しさについて諭されることがおおいかもしれませんが、社会ってそんなに悪い所じゃないです。
どうかその勢いを忘れずに。


【コバヤシ】

by hitonochikara | 2017-03-22 03:22 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
福岡デザインレビュー2016
福岡デザインレビュー2016_a0180552_162183.jpg

結果とは恐ろしい。
今年の4年生チーム犬大福が、これまでよりも飛びぬけて優秀ということもないのですが、結果は飛びぬけたものになりました。

tonica北九州建築展2016では、最優秀賞にゲンソン、優秀賞にクララとヴィーちゃん。
せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦2016では、日本二位にゲンソン。
そして福岡のデザインレビュー2016では、最優秀にゲンソン、JIA賞にゲンソンとヴィーちゃん。

審査員が変われば結果も変わりますし、時代の傾向や同世代の傾向もあるとは思いますが、犬大福のめざましい活躍は一年間一緒に闘ってきた身として、とてもとても嬉しい出来事でした。
と同時に、今年は設計へ行くのは1名のみで、上記の3人は施工やリノベーション系に就職するという複雑な春です(家庭の事情や経済事情で設計をしたくてもできないという想いが、結果につながったのかもしれません)。

あと1週間もすれば4月がやってきて、新4年生たちの闘いが始まります。
この結果を次の世代へつなげられるよう、気合を入れましょう。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2016-03-25 15:25 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
福岡デザインレビュー2015
福岡デザインレビュー2015_a0180552_3511955.jpg

「やっとスタートラインに立てました。」

lineを通して送られてきた言葉に曇りはありませんでした。
今年のデザインレビューは、はだぱれからのファイナル選出となりませんでしたが、各自が力を出し切った個性的な設計でした。中でも冒頭の彼は、思うような結果が出せないまま走りぬいた人で、スタートラインの意味が心に沁みます。

卒業設計は4年間の集大成として位置づけられると供に、4月からの挑戦に対する宣誓と捉えることもできます。
最後まで力を出し切った3名にとって、一年間の修行のような日々が必ず役に立つはず。
それが設計の道でなくとも、問いつづける姿勢を持って働いて欲しいと願っています。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2015-05-28 23:52 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)
福岡デザインレビュー2014
福岡デザインレビュー」という建築学生のイベントがあります。卒業設計の作品を中心に全国から有志が集り、クリティークの建築家へ向かってプレゼンを行い、議論しあいます。
(今年でなんと19回目を迎えたそうです。運営を継続してきた実行委員会と、支え続けている日本建築家協会の皆さまのおかげです。ありがとうございます。)

会場には予選を突破した95もの力作が並んでいます。作品の横には設計した学生が立っており、みんないい顔をしています。
一通り周ってみた感想は、しっかりと調査を重ねたものが多かったことです。
時間をかけてデザインされたものは、奥行があって説得力のある建築となります。
こういうイベントでは、どうしてもアイデア出たとこ勝負になりがちなのですが、今年のデザインレビューは違いました。
クリティークの目は地道な努力を見抜き、ファイナルの8作品を選んでいました。
どの案も膨大な調査や研究、設計の痕が伝わってきます。

そのファイナルの中に、はだぱれの学生も1名、勝ち上がっていました。
最後の3選には入れず、本人は悔しさでいっぱいのようでしたが、私は素晴らしい結果だと思っています。
彼女は2年生の時から、誰よりも製図室へ泊まっていました(暮らしていた?)。
建築と向き合い、自身と向き合ってきたのを知っているから、こうやって学外から評価を貰えたことを自信にかえて欲しいです。
福岡デザインレビュー2014_a0180552_2374232.jpg

そして2次審査へ残れなかった他の学生達は、さらに悔しさにまみれていました。
今はまだ呆然としているかもしれませんが、この結果を受止めて春からの新しい環境で、努力し続けて欲しいです。

日々の小さな努力は、小さすぎて変わっていないように感じるかもしれません。
けれどもその小さな努力を10年、20年とつづけていくと厚みは増し、他の追随をゆるさない高みへ上がっていきます。

ここからがスタートです。


【コバヤシ】
by hitonochikara | 2014-03-21 03:21 | ハダシ・デ・パレード | Comments(0)